虹村と幼なじみのキセキ物語【最強女主】Part3

今日:3 hit、昨日:6 hit、合計:308,948 hit

キセキ物語84　運動会ページ1

.

ﾄﾞﾝｯ!

ﾄﾞﾝｯ!

大きな音とともに白い煙が空に溶けこんでいった。

.

司会者「これより、帝光中学校大運動会を開催いたします！」

ワアアアアアアアアアア！！！！

.

.

佐藤「おぉっしゃー！始まったぜ！」

関口「龍斗......お前テンションたけぇよ。」

久保田「いつものことだろ。」

貴「通常運転www」

虹村「つーかすぐ借り物競争じゃね？」←

佐藤「虹村ツッコんでよ泣泣！」

虹村「え、何？」←聞いてなかった

佐藤「( ´;ω;` )www」

運動会が始まり、2年ベンチに腰かけながら俺たちは会話をしていた。

今日は雲ひとつなく青空が広がっていて、運動会をするには最高な日和だ。春と夏の混ざった風がとても心地良い。

部活オフの日に修と一緒に帰ったあの日、胸の奥がキュウッとしてなんだか変な感じだったのだが、今はこうして隣に座っていてもそのようなことにはならない。

.....何だったんだろうな......。

.

.

司会者〈最初の競技は借り物競争です。学年順でやりますので、出場者はスタート時点に集合してください。〉

.

アナウンスが鳴り響き、借り物競争の召集がかかった。出場者はベンチからスタート時点に移動し始めている。

貴「よぉっしゃ！行ってくらぁ！」

佐藤「A頑張れよ！もちろん、1位な♪」

貴「任せときぃ♪......てことで行くぞ、修。」

虹村「は？俺出場しねぇけど？」

貴「俺が勝手に推薦して入れといた。」←

虹村「は？」←

貴「......((ﾄﾞﾔｯ」←

虹村「ドヤ顔してんじゃねぇよ。行くぞ。」←

貴「素直wwwキモいwww」

ベシッ！！

俺と修はスタート時点へと向かった。

.

.

関口「つーかあの事故チュー以来進歩なくねぇか？ピリピリしてきたんだけど。」

佐藤「なんでお前がピリピリしてんだよw」

関口「気になるだろーが。」←

佐藤「それなww」←

久保田「.....そーかな....」

関口「ぁあ？」

久保田「なんとなくだけど....進歩してんじゃねぇの？」

佐&関「「？」」

.

.

久保田(まっ.......本人たちも気付いてないと思うがな.....。)

久保田はスタート時点へ向かった2人の背中を見つめた。