アメリカ物語48 ページ2
{貴方side}
____
_________
______________
貴方「ただいまー!!」
虹村「おう、帰ったか。」
家に帰ると、見舞い帰りの修がリビングでくつろいでいた。
虹村「・・・」(ジーッ)
貴方「ん?どうしたんだ?」
虹村「やっぱ・・・お前黒髪似合わねぇな。」
貴方「なんだよそれw」
笑いながら俺は、修の目の前でウィッグを外した。それもそのはず。この前は内緒でストバスに出向いてしまったが、隠し事はしたくなかったため修ときちんと向き合うことにしたのだ。自分がどれだけ・・・真剣に強くなりたいかということを。
絶対怒られると思っていた。・・・がしかし、予想外にも修は承諾してくれたのだ。あの時は驚きのあまり、開いた口が塞がらなかったが今では本当に感謝している。
虹村「・・・?何ずっとつったんてんだよ。」
貴方「!・・・あ、ああわりぃ。なんか今でも少し驚いててな。あんだけストバスは危ないって言ってたから・・・」
虹村「・・・・・・まあ、危ないのは確かだけど、俺・・・いつの間にか過保護になってたっつーか。」
貴方「?」
虹村「辰也にも言われたんだよ。それに・・・強くなりたいなら強者とも戦った方が良いに決まってる。お前が上へ行こうとしてるのに邪魔なんてできるかよ。」
貴方「修・・・・・・・・・ありがとな。」
虹村「よせよ、小っ恥ずかしいな。」
貴方「ふふっ。」
可愛いヤツめ。
修がどれだけ俺のことを大切に思ってくれてるのか分かってる。
だからこそ、修への感謝は忘れないようにしないとな。
そんなことを思いながら、汗の染み付いた服から部屋着へ着替え、飲み物を持ちながら修が腰を下ろしているソファに俺も座った。どうやら修はテレビジャパンを見ていたらしい。聞き慣れた日本語が飛び交う中、バスケコートでは試合が繰り広げられていた。
貴方「日本のプロバスケの試合か。」
虹村「ああ。高校のインターハイの中継は夏場だろうし、見るもんがなくてな。」
貴方「・・・出てみたかったか?インターハイ。」
虹村「!・・・・・・まあ・・・お前となら出てみたかったな。」
貴方「クスッ・・・」
虹村「それよりA、高校のバスケ部はどうだったんだ?」
貴方「!」
96人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
だお(プロフ) - 明待霧夜さん» 7年・・・!!数字にすると思ってたより長くて驚きました(泣)!長期間更新停止していたのにも関わらずに読んだくださってとても嬉しいです!またちょくちょく更新頑張りますね・・・! (2022年11月9日 22時) (レス) id: 8108c641b1 (このIDを非表示/違反報告)
明待霧夜(プロフ) - だおさんお帰りなさい! キセキ物語の終盤から連載を追い始め、かれこれ7年以上白咲ちゃんの物語を追っていることに気づきました…! これからも応援させてください…! (2022年11月8日 6時) (レス) @page23 id: 31d5edc1c2 (このIDを非表示/違反報告)
だお(プロフ) - あやかさん» コメントありがとうございます・・・!!戻ってきて初めてのコメントだったので感極まりました( ; ; )読んでくださってありがとうございます! (2022年10月26日 17時) (レス) id: 8108c641b1 (このIDを非表示/違反報告)
あやか(プロフ) - うぁぁぁ!!かっこよすぎますっ!!好き!!*°♡ (2022年10月26日 14時) (レス) @page21 id: 1bbfe76602 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:だお | 作成日時:2022年9月28日 23時