夢物語49〈帝王君臨〉 ページ7
−−−緑間side−−−
黄瀬「あああ"あああ"あ"!!!!」
「超長距離3P!!!!」
「いけえーーー!!」
緑間「・・・っ!」
それは・・・突然訪れた。
黄瀬がセンターラインからも遥か遠いところで俺のコピーである3Pを撃とうとしたときだった。誰もが期待を込め、張り裂けんばかりに声を出した瞬間・・・ボールは空に向かって弧を描くことなく、静かに地面に落ちていったのだ・・・
会場が静まり返り・・・
そして・・・黄瀬がゆっくり膝から崩れ落ちた。
使い果たしたのだ・・・全ての力を。
黒子「黄瀬君!!!」
審判《VORPALSWORDS選手交代です!!》
景虎「緑間!いけるな?」
緑間「はい。」キュッ
貴(・・・・・・やっとか。)
外人〔ハハッ、結局ガス欠かよ。〕
外人〔そりゃそーだ、あんな動きがいつまでも続くわけないぜ。〕
黄瀬「(あーあ、ちぇっ・・・。最後決めて終わりたかったのに・・・もう1ミリも動けねーっスわ。)・・・ははっ・・・カッコわりー。」
赤司「カッコ悪いものか。」
黄瀬「!」
俺がベンチからコートへ入った時、赤司が黄瀬に手を指し伸ばしたのだ。そして・・・
赤司「ここまでよくやってくれた、あとはまかせろ・・・・・・・・・・・・"涼太"。」
黄瀬「・・・えっ・・・(赤司っち・・・?)」
緑間「・・・!」
手を差しのばした後、黄瀬を支えながらベンチへ向かって行った赤司。そして赤司の今のこの雰囲気は・・・まさか・・・
本当に"代わった"というのか?
昨日の夜・・・俺たちに話したとおりに。
・
・
・
・
青峰『何だよ赤司、話って・・・』
赤司『・・・』
緑間『・・・?』
赤司『スカウティングの時に俺が言ったことを覚えているか?』
黄瀬『あー・・・赤司っち、ナッシュとは相性が悪いかもってやつっスか?』
赤司『ああ、そしてもし俺の予想通りなら、俺がナッシュを倒すためにはおそらく
黒子『!』
赤司『だが
そう・・・
それが赤司の強みであり・・・
不完全な部分であった。
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mirano助 - 裸の付き合い...だとゥ!虹むーはどうしたよ..ww (2017年7月24日 20時) (レス) id: 95d5bed698 (このIDを非表示/違反報告)
ARATA(プロフ) - ただただ裸の付き合いとやらが気になって仕方ない (2017年7月23日 1時) (レス) id: 2a293a154d (このIDを非表示/違反報告)
あぐり(プロフ) - すみません!文章間違えました!ただしくは、続編とても楽しみです! (2017年7月22日 23時) (レス) id: dc32da4bf3 (このIDを非表示/違反報告)
あぐり(プロフ) - 裸の付き合い…虹村は知っているのかw w続編とても他の君です! (2017年7月22日 23時) (レス) id: dc32da4bf3 (このIDを非表示/違反報告)
希(プロフ) - 立て続けに更新ありがとうございます! (2017年7月22日 23時) (レス) id: b9f12d00ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だお | 作成日時:2017年4月20日 23時