虹村と幼なじみの夢物語【最強の向こうへ】Part2

夢物語59 ページ17

−−−高尾side−−−









高尾(あっちのベンチ･･･何も起きなかったけど大丈夫だったのか？ブラックなんて胸倉掴まれてたし。)









またもや豪快な騒動を起こすのではないかとハラハラしていたが、ナッシュらは何も起こさず、先程と同じような態度でコートへと入っていった。こちらも同様、真ちゃんたちもコートへ。









日向「3Pで差を詰めるったってこの状況･･･一体どうやって。」


高尾「･･･」









日向さんが不安を呟く中、試合は再開･･･



あーあ･･･



分かりきってても何故か悔しい･･･









高尾「･･･俺、分かっちゃったんすけどーいやあ･･･複雑ッスねーぶっちゃけ。」


若松「？」


高尾「勝つためには成功してほしい。けど、できればできたでなんか悔しいっつーか･･･」


日向「･･･え。」


黄瀬「･･･！」


黒子「！」









悔しい･･･



そのひと言ですら表すことの出来ないこの感情は誰にも分かってもらえない。つーか、分かってもらってたまるか。



俺は真ちゃんにとっての･･･









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唯一の"相棒"なんだから









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貴(こいつ･･･何故シュート態勢に･･･！)


ｺﾞｰﾙﾄﾞ〔なっ･･･(まさか･･･！)〕


高尾「･･･っとに勘弁してほしーわ。」


赤司「っ･･･」


緑間「･･･っ！」









スパアアアアアアアアンッッッッ！！！！









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高尾「完璧だっつーの･･･！」









真ちゃんの崩れぬシュートモーションに完璧にパスを合わせた赤司。まさに究極のパス･･･真ちゃんの手元にきたボールは迷いもなく、ゴールへと吸い込まれていった。



くそ･･･



悔しいけど･･･



この気持ちは何なのだろうか。









「決まったーー！！！！」


「とってそのままって･･････マジかよ！！」


「あれは秀徳の緑間・高尾のコンビ技･･･」


「空中装填式(スカイダイレクト)3Pシュート！！」


若松「いよっっしゃああああ！！！」


緑間「･･･」


高尾「･･････しっ。」


外人〔くっ･･･〕


貴〔フウ･･････マジ化け物だな。〕

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