恋物語430 ページ4
−−−紫原side−−−
バシンッッ!!!!
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「始まったぞ!!!」
「ジャンプボールを制したのは帝光だ!!」
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赤司「…」ビッ
緑間(!……今のはリスクもあったが黄瀬に通せたはず…赤司でもここは慎重になるのか。)
シュッ!!!
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緑間「……むっ。」
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俺たちはミドチンの高弾道3Pシュートを見慣れている。見慣れているからこその安心感。
だけどそれは…
いつものような軽快な音を立てず、ゴール枠に当たり、鈍い音を立てながら3Pシュートが決まった。
リバンドの体制を取っていた俺は、初めてのことに一瞬だが困惑した。
ミドチンがリングに当てるなんて…
だけど俺も今日は体が重いなー…
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黄瀬「珍しいっスね、緑間っちがリングにボールを当てるなんて。一瞬ヒヤッとしたっスよ。」
紫原「ん〜なーんかこの感じ嫌だなー。」
黄瀬「俺も何っつーかこー…体が重いっス。」
赤司「黄瀬!戻りが遅いぞ!」
黄瀬「あ、いっけね…わかったっス!」
紫原「…」
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「いけー!!帝光!!!」
「もっと点数取れ!!!」
「いかしたプレー期待してんぞ!!」
「帝光だろー!!目に物見せてくれー!!」
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コート上から照明のせいであまり良く見えないギャラリー席。そこからは様々な声援が飛びかってくる。
それら声援は…
何故かくぐもって聞こえる。
何で分かりきったことを言う?
何で分かりきったことを叫んでいる?
もうどいつもこいつも…
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紫原「……ウザいんだよ。」ボソッ
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黒子(!………紫原君?)
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俺はクソ重い足に力を入れ、オフェンスのため走り出した。早く終わらないだろうか。
こんなクソゲーム。
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ちぃ(プロフ) - きたー!!白咲クン達3年のラン&ガン!!キセキの世代が活躍してて当然だけどモヤモヤしながら読んでいて、やっと出て来て涙と共にカッコよすぎて鳥肌立ちました!! 読む度に惚れてしまう…白咲クン大好きッス( ´艸`)実際に居たらなーww← (2017年5月3日 18時) (レス) id: ec58b6055b (このIDを非表示/違反報告)
REDARM2(プロフ) - 最終章ですか...。出来たらその後のお話も見たいなぁ、って我儘ですかね?(苦笑) 更新お疲れ様です!!!いつも楽しく見させて貰ってます! (2016年10月7日 23時) (レス) id: 44a8fac9f8 (このIDを非表示/違反報告)
だお(プロフ) - ありがとうございます!1人1人に返信ができず申し訳ありません。コメントからいつも元気もらってます。ラスト彼らの行く末を見届けてくれたらと思います!これからもよろしくです(*^^*)!! (2016年10月7日 22時) (レス) id: d490ebbd79 (このIDを非表示/違反報告)
黒猫ニサナ - 最終章…一年って早いですね。 白咲ちゃんと虹村先輩の物語好きです これからどうなっていくのか楽しみです。頑張ってください。 (2016年10月7日 18時) (レス) id: bb6d832eb8 (このIDを非表示/違反報告)
マカロン(プロフ) - 最終章・・・早い、もっと見たい。この物語すっごい好きだから。最後まで頑張ってください! (2016年10月7日 17時) (レス) id: dfd94ab019 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だお | 作成日時:2016年9月3日 20時