虹村と幼なじみの恋物語【最強女主】Part9

恋物語455 ページ30

−−−虹村side−−−









双子「くそっ！！マジで止めきれねえ！」


双子「落ち着けよ、残り1分だ。逆転されないようここは極力ディフェンスで保て。」









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佐藤「やべー…俺今日調子いいかも！！」


久保田「俺もそう思うよ。分からないけど…凄くボールに手が馴染む。」


関口「ああ………やっぱ最後だからってのもあんのかな。疲れさえ感じねえ。」









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確かに…



今日は何故か一段と皆調子が良い。



なんて言ってる俺も……絶好調過ぎて怖いぐらいだ。こんなに自分が思っていた通りにプレイが出来るなんて思ってもみなかった。



何たって相手が相手だからな。青峰たちがあんだけファウルもらってちゃー俺たちだってファウルに注意するってのに、まだ誰もファウルになっていない。



そのおかげもあり流れが途切れぬまま、帝光に波が傾き始めている。残り1分…このままの波を保ちつつ、あいつらに後半戦を託したい。



最後の後半戦を…！



だからせめてもの、俺たちからの土産だ。残り1分で出きる限りの点数を稼いでやる！！



俺はAにパスを要求しながら、相手陣地目掛けて走り出した。Aからいつものパスが飛んでくる……それを俺は掴んで……！









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バシンッ………









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佐藤「……！」


関口「！」


久保田「！」









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貴「ブチ込めッッッ！！修！！！」









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嗚呼…



何だよ…



そーゆーことかよ…



俺たちが調子良いのって…



お前からのパスだったのな…



俺が攻め込んで行きやすいような低めのパスに、ドリブルに入っていきやすい位置。縫い目まで完璧とか…



お前はホント…



最ッ高のパスをくれる。



これだから単純な俺らって…



テンション上がっちまうんだよ…！

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