虹村と幼なじみの恋物語【最強女主】Part4

恋物語150〈戸惑い〉 ページ30

.









.









虹村「おーし、皆乗ったな？」


佐藤「うぃーす！♪」


関口「テンメ……朝っぱらからうぜんだよ。」


佐藤「だって合宿つったら盛り上がんねえとダメだろ？な！正也！」


久保田「zzZ」←


佐藤「oh...」←


関口「何時だと思ってんだよ。まだ朝の3時だぞ？眠いっての。」


ｺｰﾁ「虹村、全員いるか？」


虹村「いるッス。出発してもいいですよ。」









.









.









.









.









.









.









.









.









貴「ありえねー…こんな朝早くに出発とか聞いてねえんだけど。」


虹村「合宿場所まで半日かかんだよ。コーチまだ寝てて良いって言ってたし、今のうちに寝とけ。」


貴「言われなくても撃沈寸前だわ…zZ」









.









2学期終業式が終わった次の日。



待ちに待った合宿かと思いきや、まさかこんな早くにバスで出発とか…。



窓の外はまだ暗く、月が太陽の代わりに空で光っている。重たい瞼を上げながら、ボーッとバスの中を見つめた。



俺たち5人は一番後ろに乗っていて、右から久保田・龍・関口・修・俺といった順で座っている状態。他の一軍も2人掛けで座っていて、眠っている奴が殆どだ。



つか、久保田を起こそうとしてた龍だって撃沈してんじゃねえか。さっきまで煩かったのnｯ…









.









.









ｺﾂﾝｯ…









.









貴「！」


虹村「ｽｰ……ｽｰ……」


貴「………寝んの早っ…」


虹村「んっ……」


貴「…」









.









.









窓際に座っていた俺の肩に修が眠りながら寄りかかってきた。………いや。別に可愛いとか思ってねぇよ？うん。←



…



俺も眠くなってきたため、肩に寄りかかってきた修の頭の上にコツンと自分の頭を乗せた。そうすることで、耐えていた眠気が一気に襲い掛かってくる。



それに促されるがまま、深い眠りについた。



さあ…



これ起きたら、合宿頑張らねえとな。









.









.









貴「…………ｽｰ…ｽｰ…」









.









.









.









.









.









.









.









赤司「…」

恋物語151→←恋物語149

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す