恋物語30 帝光祭 ページ33
−−−灰崎side−−−
「キャーーー!!!」
「あ、危ないから皆下がらないと…!」
「でもあの人が…」
「えっ…あれって2年の喫茶店にいた…!」
.
.
ドカッ!!
バキッ!!
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「チッ……何なんだよ!この執事!」
「めちゃくちゃ強え…!」
貴「強くなかったらご主人様を野蛮な方々から守れないじゃないですか。」ニコッ
「はあ?俺らの事言ってんのか!?ゴラァ!」
「舐めやがって……!」
「調子こいてんじゃねぇよ!」
貴「調子こいでるだぁ?んな訳ねぇだろ!とっとと失せろ!低能が!」バキッ
「がはっ…!」
.
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.
つ...強え...
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頬を殴られた白咲さんはそれからは1回も攻撃を喰らわず、淡々と相手に攻撃を入れている。
つーか...この構え...
虹村さんと一緒だ...
相手との間合いの計り方。攻撃の交わし方。そんで、キレのいい攻撃の仕方...
若干違う部分もあるけどほぼ同じ動き。虹村さんといい白咲さんといい...
やっぱり昔は...
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「助っ人さーーーんじょう♪」
貴「!?」
灰崎「…っ!」
「おー!来んの遅えんだよ!!」
「ぁあ?お前らが負けそうっつーから、わざわざ駆けつけてやったんだろー?」
「いいから!早く参戦しろってんだ!」
「はいはい…」
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貴「チッ………クズが。」
灰崎「白咲……さん。」
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いつの間に助っ人を呼んだのか、10人のたちの悪そうなヤンキー共が校門から入ってきたのだ。
これで相手は約20人...
より一層こちらが不利になったも同然。
これは予想外だったらしく、白咲さんは眉間にシワを寄せて厳しい表情になっている。
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貴「なぁ灰崎…」
灰崎「!」
貴「よくもまあ…これほどの奴らの恨みをかったなぁ。ほんと手の焼ける後輩だ。」
灰崎「…っ」
貴「何でこんなにもお前…似てんだろうな。」
灰崎「!」
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その瞬間、ヤンキー共に向かって白咲さんは突っ込んでいった。
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十六夜(プロフ) - 宇野先輩…好き… (2019年2月16日 3時) (レス) id: 618f82cd11 (このIDを非表示/違反報告)
だお(プロフ) - ちぃさん» ありがとうございます!ここからも愛読していただけると幸いです(*^^*)私も精一杯更新頑張ります! (2017年5月1日 0時) (レス) id: 3091a324c1 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - きゃー、白咲クンめっちゃかわいい!!修からの壁ドンwwいいなー!!← 黒子と同じでいつもの白咲クンにラブです(#^_^#) (2017年4月30日 23時) (レス) id: ec58b6055b (このIDを非表示/違反報告)
唯(プロフ) - だおさん!明けましておめでとうございます☆いつも楽しく拝見させて頂いてます!今年もよろしくお願いしますー♪ (2016年1月4日 20時) (レス) id: 3cd2eb0d48 (このIDを非表示/違反報告)
NOERU - 返信ありがとうございます!大変というか面白すぎてあっという間でしたwwww面白い作品を私は楽しみにしています! (2016年1月3日 17時) (レス) id: 11e91dd30d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だお | 作成日時:2015年12月24日 13時