恋物語21 帝光祭 ページ24
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貴「〜〜っだぁぁあ!終わったー…」
佐藤「やっべ…流石に俺でも限界…」
久保田「顔が…引き攣る。」
関口「笑顔作り過ぎたもんな…」
虹村「もう勘弁…」
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やっと俺たちの担当時間が終わり、喫茶店の隣りにある学習室になだれ込んだ。学習室は俺たちの準備室となっていて午後の部を担当する生徒たちが衣装の準備をしている。
接客により疲労が溜まった俺たちは各自その辺にあった椅子に腰を掛けたり、壁に手をついて項垂れたり...
要するに疲れたわけよ。←
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久保田「あれ……俺らもう終わりだよね?」
貴「まだ…あとはこの服装のまま店の宣伝。」
久保田「……ハア。」←
関口「溜息つくなし………ハア。」←
虹村「おい。」←
佐藤「どーでもいいけど腹減らない?空きすぎて腹の虫が…」
虹村「………どっか逝くか?」←
佐藤「字がちげぇww」←
久保田「でもさ、俺ら全員かたまって宣伝するって無理じゃね?」
関口「確かに。……午後の部の奴も1人ずつで行動して宣伝してたって言ってたし。」
貴「えー…1人で…?」
虹村「仕方ねぇだろ…」
貴「……あい。」
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ハア…
もはや皆疲れ果てていて言葉に覇気がない。そのまま準備室を後にする龍たち。
...俺もそろそろ行くか...
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虹村「…なあA。」
貴「あ?」
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椅子から腰を上げた時、隣りにいた修が俺の袖を引っ張り動きを止めた。
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貴「……どうしたよ?」
虹村「……いや。」
貴「はあ?」
虹村「んー…何でもねぇ。」←
貴「何だよ(怒)。」←
虹村「何でもねぇって。んじゃお先ー。」
貴「…;?」
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俺を止めたというのに、止めた本人である修が俺の頭をポンポンと撫でてから先に準備室を出て行ってしまった。
何自分から言いかけといて...
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貴「…………ボケが。」
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俺もまた、準備室を後にした...
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十六夜(プロフ) - 宇野先輩…好き… (2019年2月16日 3時) (レス) id: 618f82cd11 (このIDを非表示/違反報告)
だお(プロフ) - ちぃさん» ありがとうございます!ここからも愛読していただけると幸いです(*^^*)私も精一杯更新頑張ります! (2017年5月1日 0時) (レス) id: 3091a324c1 (このIDを非表示/違反報告)
ちぃ(プロフ) - きゃー、白咲クンめっちゃかわいい!!修からの壁ドンwwいいなー!!← 黒子と同じでいつもの白咲クンにラブです(#^_^#) (2017年4月30日 23時) (レス) id: ec58b6055b (このIDを非表示/違反報告)
唯(プロフ) - だおさん!明けましておめでとうございます☆いつも楽しく拝見させて頂いてます!今年もよろしくお願いしますー♪ (2016年1月4日 20時) (レス) id: 3cd2eb0d48 (このIDを非表示/違反報告)
NOERU - 返信ありがとうございます!大変というか面白すぎてあっという間でしたwwww面白い作品を私は楽しみにしています! (2016年1月3日 17時) (レス) id: 11e91dd30d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だお | 作成日時:2015年12月24日 13時