過去を捨てよ80 ページ36
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女子「アンタねー。ウチらが赤司君のこと好きなくらい分かってるでしょ?なのにベタベタくっつきやがって...ウゼーんだよ。」
女子「ちょぉっと優しくしてもらったからっていい気になってんじゃないわよ。」
女子「どーせ赤司君はアンタのことこれっぽっちも思ってないわ。あれは赤司君の優しさ。分かる?転校生だし隣の席だからって赤司君無理してんじゃないかしら?」
女子「ウチらが言いたいことはね.......さっさと赤司君から離れろって言ってんの。目障りなんだよ。」
女子「あらあら泣いちゃうの?ダッサw」
女子「ウケんだけどww」
クスクスッ...
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貴「...」
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5人組に連れて来られたのは本校舎の裏側に位置する所。お決まりのように私をここに連れてきて、皆して私に罵倒を浴びせている。
泣いてもいないのに、泣いちゃうんだーとか言って泣かせる魂胆か。生憎...そう簡単に私は泣いたりしない。
ていうか、アンタらの方が何も分かっていないだろ。赤髪が私の事を心配して構ってくれたことは今日の昼休みの時に納得した。それに加え、この5人組のことを良いようには思っていないのも知った...
私たちは赤髪の"特別"...
だとでも思っているのだろうか。そうだというのなら、笑いが込みあがってくる...
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女子「何笑ってんのよ!気持ち悪い!」グイッ
貴「っ...」
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5人組のうちの1人が私の横髪を引っ張ってきた。地味に痛くて、若干顔が引きつった...
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女子「これ以上赤司君と関わってみな?ただじゃ置かないよ?」
貴「...」
女子「ていうかさー、赤司君に関わったらどーなるか今ここで...体験させてあげるよ。」
貴「!」
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何かと思えば...
ツインテでチャラチャラした奴が青いホースを持ってきて、水の出口を私に向けてきた。ホースを辿ってみてみれば、それは蛇口に繋がっており、そこにも女子がいて、蛇口を開ける準備をしていた...
そーいうことね...
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貴「.....やれば?」
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女子「「!!!」」
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女子たちは皆...私の言葉に目を見開いた...
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宵華 - 赤司様ああぁぁぁぁぁあ!すっごく面白いです! (2015年12月26日 19時) (レス) id: 5fd51ca0f3 (このIDを非表示/違反報告)
橙乃かりん(プロフ) - だおさん» 完結(?)おめでとうございます、新章も楽しみにしてますね!氷室さん危ない・・・彼女とられそうw (2015年12月26日 17時) (レス) id: d978ad2b67 (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - 赤司かっこいいぃぃいぃぃぃぃぃ!!!告るのかな*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・* 頑張ってください! (2015年12月26日 9時) (レス) id: d971010723 (このIDを非表示/違反報告)
キーボー( ´艸`)(プロフ) - めっちゃくちゃ良いとこじゃないですか!楽しみです!更新頑張って下さい! (2015年12月24日 20時) (レス) id: 3c06f2dd90 (このIDを非表示/違反報告)
トルフィン@タメでお願いしやーっス!!(プロフ) - うおおおお!!赤司ぃぃぃい!来ると信じてたよぉぉぉ!!← (2015年12月23日 23時) (レス) id: 24947e4e49 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だお | 作成日時:2015年12月15日 0時