過去を捨てよ46 ページ1
−−−赤司side−−−
実渕「......せーいちゃん。」
赤司「.....何だ....実渕。」
実渕「何だじゃないわよ。征ちゃん.....眉間にシワ、寄ってるわよ。」
赤司「...」
実渕「......あの子がどうかしたの?」
赤司「.........ハア。」
.
.
この1週間...
清水さんに勉強を教えようと、昼休み教室に戻ってみたものの、いなかったり...
話しかけてみるが短い返事で終わらされたり...
意図的な事なのかは分からないが、避けられているような気がして仕方ない...
.
そんな中、眉間にシワが寄っていると注意してきたのは実渕だった...
.
.
赤司「....俺は清水さんに何か悪い事でもしてしまったのだろうか。」
実渕「...悪い事って?」
赤司「.....さあ。」
実渕「.....それは征ちゃんの思い込みなんじゃないかしら?その子にとっても何か理由があるのよ、きっと。」
赤司「......どんな理由があって、俺が避けられなくちゃならないんだ。」
実渕「んー...そうねぇ...」
赤司「.......ハア。」
.
.
また溜息...
どれ程出せば気が済むのだろうか...
なんて...自分自身に言い聞かせても無駄か...
最近...
俺もおかしい...
清水さんはクラスにいる生徒たちと変わらぬ存在だというのに、俺自身...清水さんに夢中になっているというのか....
それなら別に気にしなくてもいいじゃないか...
....と何回か思ったことはあるが...
やはり清水さんを普通のクラスメイトとして見ることが出来ない...
いや...
彼女が1人でいるのを見ていると不安で...
目を離すことが出来ないのだ...
本当に...
まるで猫のようだな...
可愛らしくて...
危なっかしい...
.
.
.
...可愛い...?
.
.
.
実渕「....征ちゃん?」
赤司「ハッ.............いや、何でもないよ。」
.
そう言い残すと、俺は部員たちにこれからの練習メニューを指示し始めた...
.
.
.
.
.
実渕(.....変な征ちゃんね.....)
182人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
宵華 - 赤司様ああぁぁぁぁぁあ!すっごく面白いです! (2015年12月26日 19時) (レス) id: 5fd51ca0f3 (このIDを非表示/違反報告)
橙乃かりん(プロフ) - だおさん» 完結(?)おめでとうございます、新章も楽しみにしてますね!氷室さん危ない・・・彼女とられそうw (2015年12月26日 17時) (レス) id: d978ad2b67 (このIDを非表示/違反報告)
蓮 - 赤司かっこいいぃぃいぃぃぃぃぃ!!!告るのかな*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・* 頑張ってください! (2015年12月26日 9時) (レス) id: d971010723 (このIDを非表示/違反報告)
キーボー( ´艸`)(プロフ) - めっちゃくちゃ良いとこじゃないですか!楽しみです!更新頑張って下さい! (2015年12月24日 20時) (レス) id: 3c06f2dd90 (このIDを非表示/違反報告)
トルフィン@タメでお願いしやーっス!!(プロフ) - うおおおお!!赤司ぃぃぃい!来ると信じてたよぉぉぉ!!← (2015年12月23日 23時) (レス) id: 24947e4e49 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:だお | 作成日時:2015年12月15日 0時