過去を捨てよ！赤髪少年【黒バス】

過去を捨てよ29 ページ32

−−−火神side−−−









日向「あれ？おい...黒子どこ行った？」


伊月「またどっかにいんだろ.....って....あれ？」


日向「火神、黒子どこ行ったか知らね？」


火神「どこって...またその辺に........いない。」←


日向「だから聞いてんだろ、ダァホ(怒)。」









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洛山との合同練習中...



ついさっきそこで、ドリブルしていた黒子の姿が消えた。いつもどおりその辺にいるだろと思っていたが、何処にも見当たらない...



たぁくっ...なんであいつはあんなに影薄いんだよ。探すこっちの身にもなれっての。









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火神「.....ん？」









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キョロキョロと黒子を探していると、体育館の扉付近で赤司が誰かと話していた。



相手は丁度、赤司に隠れているが、制服からして女子のようだ。何か用事でもあったのだろうか...



....



...というのは置いといて...



テメェ黒子、そこで何やってんだよ(怒)。



黒子はというと、練習をすっぽかして赤司の背後に立っていた。傍から見たらこえぇよ。いつ女子が悲鳴を上げることやら...



しかし...



女子の悲鳴が聞こえることはなく、黒子が赤司の隣に立ち、黒子までもがその会話の中に入って話し出した。



隙間から見えたのは...



赤司が黒子に黒いリストバンドを渡している様子。



....あいつ...さっき何か探してたけど、去年...降旗たちからもらったリストバンドを探していたのか。



何やってんだよ、あいつは...



さっさと呼び戻さねぇと、俺が先輩にヤキ入れられるっての。









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火神「おーい！黒kｯ.......」









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.....！！！









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黒子を呼び戻そうとした時...



黒子が少し横にズレたことで、今まで赤司と黒子と話していた女子の顔が覗いた...



その女子は...



白い髪に白い瞳...



長い前髪で顔を隠している様子...



数年前から知っているその顔立ち...



間違いない...



あの子は...









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火神「A！！？」


貴「.......タイガ...？」









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気付けば俺は...Aの元へと駆け寄っていた...

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