過去を捨てよ21 ページ24
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貴「.........あった。」
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赤髪が学校案内の時に教えてくれた、3階にある図書室にやってきた。
中にはいると、放課後だからガラリとしている。生徒はざっと4.5人程度しかいない...
奥に進むと、沢山の高い本棚が並べてあって、様々な本が豊富に置かれていた...
ひと通り、図書室の中を見渡していると、奥の方に勉強スペースを見つけた。広い図書室だというのに、勉強スペースも広いのか...
ここなら.....勉強に集中出来そうだ...
土日も来て勉強しようかな...
私は風が入ってくる窓際の長テーブルに座った。夕方だというのにまだ暑い...
代謝が悪いせいで汗をかかない私でも、この暑さには流石にバテている...
早く秋にならないだろうか...
そう思いながらも、教室から持ってきた数学や物理などの教科書を机の上に出して、勉強をし始めた。
皆より勉強が遅れている分を取り返さないと。
叔父さんと叔母さんにも迷惑かけるし...
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?「残り5周です!!」
?「ラスト!力を抜くな!走れ!」
?「「はい!!!!」」
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貴(あれ..........今の声って...)
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私は机に頬杖をついたまま、顔を外に向けた...
グランドでは沢山の運動部が一生懸命励んでいる...その中に見覚えのある顔が...
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マネ「赤司先輩1位です!」
赤司「ハァッ....ハァッ....」
マネ「はい、タオル。」
赤司「ありがとう。それと、マネージャーで次のメニューの準備をしといてくれ。」
マネ「分かったわ。」
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貴「あいつ.........主将だったのか......((ボソッ」
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赤髪はマネージャーらしき人に何やら指示を出している。てか...あいつだけ走り終わるの速くね?
...
まあ...
主将だから当然...って所もあるか...
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いつも私に接してくれる赤髪とは別で...
しっかりとチームをまとめていて...
威厳がある...
只者ではないと感じていたけど...
貴「...。」
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私はノートに目線を戻し、勉強に専念した。
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エミア(プロフ) - だおさん» 了解です (2018年4月9日 6時) (レス) id: 1cad24d9d9 (このIDを非表示/違反報告)
だお(プロフ) - エミアさん» LASTGAMEができる前に作った作品ですので火神がいる流れで進んでいます(^^;)申し訳ないですが、そこはご了承ください(^^;) (2018年4月8日 16時) (レス) id: 3091a324c1 (このIDを非表示/違反報告)
エミア(プロフ) - あれ?ジャバウォックと戦った後なら、火神居なくね? (2018年4月6日 15時) (レス) id: 1cad24d9d9 (このIDを非表示/違反報告)
だお(プロフ) - ありがとうございます!ちょくちょく挟みたかったので書いちゃいました↑↑↑↑(*^^*)笑 (2015年12月29日 19時) (レス) id: d490ebbd79 (このIDを非表示/違反報告)
苺恋 - 朝比奈君と夜木君もでてきて.しかもエクストラゲームについても出てきたので超テンション上がりました↑↑↑↑↑ (2015年12月29日 19時) (レス) id: f70092b7fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:だお | 作成日時:2015年11月28日 9時