【マギ】最強の四従士 (ページ2)

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１話(プロローグっぽいもの) ページ2

昔々、八人衆よりも強い〝四従士〟と呼ばれるものがおりました。
〝四従士〟はマギにも勝るに劣らない力を持っておりました。
その力を求め、各国の王たちが血眼になり、その者たちを探しました。
王たちが探し当て、見つけて兵を40万投下しても、四従士には勝つことができませんでした。
ある日、四従士の噂はぱったりとなくなってしまいました。
王たちはまた探しました。もしかしたら、他の王にとられたのかもしれないと・・・
しかし、どの国を回っても、四従士を見つけることができませんでした。
王たちは四従士がどこかで身を隠しているのかもしれないとこの物語を作って、世界中に広めていき
いつしかその物語は、四従士物語と言われ語り継がれていきました。
王たちは今日も探し続けます。四従士がいつか王のもとに現れるまで・・・

「・・・すっかり有名になったね、この話。」
「そうだねー。でも関係ないや。」
「ねぇ、エマ。ここのダンジョンに人が居るって本当？」
エマ「みたいだよ。金髪の子がターバンを持ったこと一緒に入っていったんだって。」
「へぇ、で、何でここに来たいって言ったの？」
エマ「その子が入っていったと思われる時、ルフがね、ナミも感じたんじゃない？」
ミナ「まあね。あの感じまさかとは思うけど・・・」
エマ「・・・そのまさかだよ。三人のマギが居るのに四人目のマギが出てくるなんて・・・」
ミナ「ﾌｯ))でも面白いじゃん。お手並み拝見と行こうじゃない、ダンジョンが攻略できるのは遅くても２か月。で、今日がその日。この日に出てこなかったら諦めるしかないんだけどねー」
エマ「ナミってさらっと怖いこと言うよね、それも笑顔で。本当、貴方の思考はどうなってるの？」
ミナ「さあねー♪」
エマ「はぁ・・・本当にミナは・・・！ミナ。」
ミナ「あれはーーー黒い魔法陣？あ、あいつっ」
エマ「ここでの魔装はやめた方がいいよ、ここの王様に見られたらやばいことになる((ﾎﾞｿｯ」
ミナ「ﾁｯ・・・エマよろしく。」
エマ「了解。調律魔法！」

すると魔法陣は光の膜で覆われ溶かされていった。
それと同時に、ダンジョンが崩れ去っていった。
それを見届けた後、二人は手をつなぎ、砂ぼこりを残し消えていった。
ここから、彼女たちを巻き込んだ物語が始まる。