今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:8,813 hit
小|中|大
夢のまた夢。 ページ12
中原side
返事はわかっていた。
答えはNOだってわかっていた。
だってあいつは……恋している感じがない。
.
それに、仕事優先で、俺が言わなきゃ息抜きをしないほど。
そんなやつが俺を好きだなんて、夢のまた夢すぎる。
わかってたんだ。
わかってたはずなんだ。
けれども、少しだけ、ほんの少しだけ、付き合えるかもしれないと期待していた。
その、期待してた分だけ、付き合えなかった事実が、現実が、苦しかった。
仕事になれば、スイッチが入るからなんでもないのだが、最近は書類整理以外の仕事が少ない。
だから、余計に苦しいんだ……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
13人がお気に入り
13人がお気に入り
設定タグ:文豪ストレイドッグス , 中原中也
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ソライロ☆彡 | 作成日時:2019年4月3日 2時