同期のアイツ【her view】1 ページ7
「リン……趣味悪い。」
「えっ！？えっ！？そっ、そんなことないよ！？」
顔を真っ赤にして小さく両手を顔の前で振りながら私の意見を否定するのはらリンは
私の大事な親友。
そんなリンが、好きになったのは何だか謎の多い……
というより良く分からないアカデミーのクラスメイト、はたけカカシ。
カカシと恋愛なんて大事なリンが、苦労するのが目に見えすぎて心配しかないけど……まぁ、カカシがその手に全く興味なさそうだと思ったから暫くほっとくことにした。
「で、オビト……あんたは意気地無しだわ。」
授業中隣でずっとそわそわしながらリンを盗み見ていたオビトに授業終了の瞬間声を掛けたら、顔がカカシの事を話す時のリンと同じように林檎みたいに真っ赤になる。
「るせー！男女っ！！」
「はぁー！？ちょっとリン聞いてよ！オビトがねー」
言葉と同時にリンの元に駆けて行き首元に抱きついてオビトが虐めると泣きつけばリンはキッとオビトを睨んだ。
「あー！！ズリィぞAっ！！」
「オービートー！？Aを虐めないで！」
「ち、違うんだリン！Aがっ！！」
焦るオビトにだけ見えるようにリンに抱き着いたままベッと舌を小さく出す。
不意に視線を感じてそちらに目を向ければ机上に頬杖を付いたカカシが呆れた目をしてた。
なんだかそれもムカついて、リンがオビトに説教をし始めたタイミングでカカシに近付いてみる。
「……何？」
「えーい！」
「なっ！？」
微動だにせず訝しげな顔で視線だけを向ける自分よりチビなカカシはいつも口元を隠していて、その口は一度も見たことが無かったから、めちゃくちゃ変な口をしてるに違いないと期待して口布を下げたのに、驚くカカシの口元は凄く普通だった。
「……なーんだ。普通だった。」
つまんなーい。と固まったままのカカシの口布を丁寧に元に戻してその場を離れた。
まあ、美形といえば美形？
もしかしてリンは、カカシの顔が好きなのかな？
なんて思いながら流石にそろそろオビトが可哀想かなと、リンとオビトの間に割って入る。
後方からカカシの殺気を感じたけど、それは無視した。
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テン(プロフ) - かなさん» かなさんコメントありがとうございます(*^^*)そう言って頂けてとても嬉しいです！亀更新で申し訳ないですが、これからも楽しんで貰えれば幸いです♪ (2022年4月29日 2時) (
レス) id: c0a1965786 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - とても面白いです！応援しています(^^*) (2022年4月16日 5時) (レス) id: a32747b1ee (このIDを非表示/違反報告)
テン(プロフ) - sayyさん» sayyさんコメントありがとうございます。亀更新で申し訳ありません＾＾；とても励みになりました！続きは気長にお待ち頂ければありがたいです(*^^*) (2021年9月27日 21時) (レス) id: 7837fbad55 (このIDを非表示/違反報告)
sayy - カカシが可愛い!応援してます!頑張ってください! (2021年9月23日 21時) (レス) @page37 id: 694cb4f9d7 (このIDを非表示/違反報告)
テン(プロフ) - キーさんさん» キーさんコメントありがとうございます。確かに最近ナルト作品少ないですよね(^^;ナルト君達も出していけるように頑張りますね♪応援ありがとうございます(*^^*)とっても嬉しいです。 (2021年2月14日 12時) (レス) id: 3d6ac160d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：テン | 作成日時：2021年2月6日 22時
