第二松『主人公の日常は、時に音を立てて崩れるときもある』(3) ページ8
私は、目を覚ます。
いや、ここは何処だ？
A「あ、病院だ。」
この独特な香りと、私の点滴やらで、察した。
起き上がろうとすると、痛くて無理そうだった。
あちこちに、包帯が巻かれてある。
山崎「白…城？」
声がした。
私の近くにいたのは、山崎だった。
A「あ、山崎？
…私生きてる？」
山崎と話すことで、生きてる実感が込み上げる。
A「よかっ…た…」
私は、知らぬ間に泣いていた。
泣いたのはいつぶりだろうか？
おそ松さんの9話を見てから、だろうか。
私は、思い出した。
山崎の体を見渡して言う。
A「山崎は、怪我してない!？」
私がそういうと、山崎は唇をきつく噛み締めた。
A「…わかった。
痛そうだから、それやめて？」
山崎「ご、ごめん。」
少し泣いている。
…そりゃ、そうか。
A「大丈夫。
私は、痛くないよ。動かなければ。
…って、あ!？
この服は私のおそ松グッズの(笑)
きっと、お母さんが持ってきたんだね。
持って寝よー。
これで、治りも早くなるかもね…えへへ…」
山崎「...白城、俺さ。」
A「ん？」
山崎は、少しうつむきながらも、話しかけてくる。
山崎「俺さ。」
A「うん。」
山崎「もう、死のうだなんてしないから。」
A「……。」
山崎「白城がいるから。」
A「…そっか。」
山崎「辛いこととか、悲しいこととかいっぱいあったけど。」
A「うん。」
山崎「だけど、俺には…」
A「うん。」
山崎「白城が、居たんだな。」
山崎ははにかんだ。
A「……何それ。
ちょっと、イタイよ(笑)
カラ松には負けるけど。」
山崎「…俺さ。」
山崎が、私の発言を無視して、話を進める。
その目はとても真剣だった。
山崎「俺、白城のこと。守る。
守られてばかりは、男じゃないし。」
A「う、うん。」
スッと、私の目を見つめてきた。
山崎「俺と付き合って下さい。」
え？ちょっと、え!?
A「わわ…私は…」
その時だった。
A「!？」
山崎は積極的にも、私のファーストキスを奪い去ったのである。
キスって…こんななんだ…。
その時だった。
視界が突然、グニャリと曲がり出したのである。
作者こひなの乱入コメントコーナー!(1)→←第二松『主人公の日常は、時に音を立てて崩れることもある』(2)
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
おそ松さんのグッズ
ラッキーカラー
あずきいろ
ラッキーナンバー
8
ラッキーアルファベット
X
ラッキー方角
西 - この方角に福があるはずです
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした！
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妹系長女 - かみ、です、ね、これから、も、読みま、す ﾊﾞﾀｯ (2019年6月27日 23時) (
レス) id: 2d0849d162 (このIDを非表示/違反報告)
こひな(プロフ) - ？さん» 本当だ!?すみません、ありがとうございます!!気づきませなんだ…… 直します!! (2016年7月4日 21時) (レス) id: e3c99c4275 (このIDを非表示/違反報告)
？ - １１松の話で夢主の名前がこひなになってるぅぅぅぅぅう (2016年7月4日 19時) (レス) id: c2217fd5de (このIDを非表示/違反報告)
こひな(プロフ) - だんごさん» ただ、読者様を批判するのは筋違いです。責めるのなら、私だけをどうぞ。 占いツクールは、罵り会う場じゃないんですから。 貴方の意見を参考に、もっとより良い小説を目指します!! 貴重なご意見ありがとうございました。 (2016年6月17日 20時) (レス) id: e3c99c4275 (このIDを非表示/違反報告)
こひな(プロフ) - だんごさん» そうですね。貴方とはおそ松クイズで一戦交えたいですね!! どっちのほうが知ってるかみたいな… でも、そう言えるほど私の作品を見ててくれてるだなんて、とても嬉しいです (2016年6月17日 20時) (レス) id: e3c99c4275 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こひな | 作成日時：2016年3月9日 10時
