第31話:鴉 ページ34
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竈門くんは、少しだけ納得した様子でそのまま肩の手を離してくれた。
周りを見渡すと、あ…。
不死川玄弥氏が居た。
あれ？それ以外は…居ない！？
ちょっと待って、初め20人近くは居たよね？
まさか…私を入れて5人しか合格してないなんてことは…。
あれ？猪さん居ない。死んでは…ないだろう。もしかして山に住んでるのか？
「「おかえりなさいませ」」
皆一斉に、その声がした方を見る。
「おめでとうございます」
「ご無事で何よりです」
いやいや、こちらこそ…って、あの子ら…最初に居た着物の女の子だ。
すると、
「刀はァ」
という声が聞こえたが誰も触れない。
「隊服を支給させて頂きます。体の寸法を測り、その後は階級を刻ませて頂きます。」
ほうほう、隊服…か。
どんなんなんだろ…。
その後にも十段階ある階級について説明された。覚えられない。
隣のカナヲちゃんを見ると蝶と戯れている。
絵になるなぁ。
現在の私達は一番下の癸らしい。
へぇ、よく分かんないや。
「刀はァ」
また言ってるよ。
「本日、刀を作る鋼、玉鋼を選んで頂きますが刀が出来上がる迄10日から15日かかります。」
まあそれ位かかるだろうなー。
「その前に…」
と言い、白髪の子が手をパンパンっと叩く。
すると何処かから羽の音が聞こえてきた。
「カァカァーーーカァアーーー」
頭上を見上げると…。
『鴉…？』
「鎹鴉を付けさせて頂きます。」
気づくと肩に1羽の鴉が乗っていた。
ただただ普通の黒い鴉だが、毛並みが綺麗だ。
「鎹鴉は、主に連絡用の鴉でございます。」
それはそれは、賢い鴉だな。
と思い鴉を撫でると、気持ちよさそうにしている。
可愛い。
「鴉…？これ、雀じゃね…？」
という我妻くんの指には確かに鴉じゃなく、雀が乗っていた。
やばい、笑いそうになった。
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そこら辺の水道水(プロフ) - ごめん読み返しすぎてそろそろ次度のセリフ言うかなぁ〜なんとなく覚えつつある水道水だよ() (2021年3月4日 10時) (
レス) id: d5e7447fc4 (このIDを非表示/違反報告)
りぃな(プロフ) - 颯さん» 失礼致しました。訂正致します。ご指摘有難うございます。 (2020年3月15日 20時) (レス) id: df3b10c5cc (このIDを非表示/違反報告)
颯(プロフ) - 初コメ失礼します。最終選抜ではなく最終選別です。 (2020年3月15日 20時) (レス) id: e2ffa37dcb (このIDを非表示/違反報告)
りぃな(プロフ) - 心さん» この度は小説を読んで下さり有難うございます！そしてコメントも有難うございます！初めてのコメントで心が踊りました。面白いと言って頂けた事が物凄く嬉しいです！！モチベがぐんぐん上がるので更新の方頑張りたいと思います！！(*＾▽＾*) (2020年3月8日 0時) (レス) id: df3b10c5cc (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - とっても面白いです！続き楽しみにしてます！ (2020年3月7日 20時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りぃな | 作成日時：2020年2月25日 3時
