第23話:可愛いです。 ページ26
✼̥୭*ˈ
『カナヲちゃんともっと仲良くなりたい!!!!』
そうカナヲちゃんの目を見てハッキリと言う。
カナヲちゃんは、目を見開いてかなり驚いているようだった。
「………あ、あの」
『ん???どしたの』
「…………名前…」
あーーーーーそうだ!!!そうだった。
人に名前聞く前にまずは自分からだった。
『ごめんごめん、私はA。Aでいいよ!!カナヲちゃん!!』
「……………。A…ちゃん。」
ボソッと言うカナヲちゃん。
待って!!!!!!今聞いた?!皆さん!!!
可愛いカナヲちゃんがA…ちゃん。だって!!!
可愛いです。
数十分間話しかけ続けた結果だなこれは。
カナヲちゃんの名前も知れたし、私の名前も呼んでもらえたしで私もう死んでもいいや。
もう悔いは無いよ。
「カナヲちゃん〜ご飯ってどうしてるー?」
そう聞いてまたチラッと隣を見ると
…………コイン?
カナヲちゃんは、手に持っていたコインを投げ、そのコインは裏を向いた。すると、
「………2日間、何も食べてない。」
と返ってきた。
何も…食べていない…?
そんなの普通の人間は平然としてられないよ?
『何も食べないなんて駄目だよ!!!今すぐ食べれるもの見つけてくるから、そこで待っていて!!!』
とだけ残し、私は周りに何かないか探しに行った。
その場に取り残されたカナヲは、驚いている表情で
「……どうして…?」
と呟いていた。
375人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
そこら辺の水道水(プロフ) - ごめん読み返しすぎてそろそろ次度のセリフ言うかなぁ〜なんとなく覚えつつある水道水だよ() (2021年3月4日 10時) (レス) id: d5e7447fc4 (このIDを非表示/違反報告)
りぃな(プロフ) - 颯さん» 失礼致しました。訂正致します。ご指摘有難うございます。 (2020年3月15日 20時) (レス) id: df3b10c5cc (このIDを非表示/違反報告)
颯(プロフ) - 初コメ失礼します。最終選抜ではなく最終選別です。 (2020年3月15日 20時) (レス) id: e2ffa37dcb (このIDを非表示/違反報告)
りぃな(プロフ) - 心さん» この度は小説を読んで下さり有難うございます!そしてコメントも有難うございます!初めてのコメントで心が踊りました。面白いと言って頂けた事が物凄く嬉しいです!!モチベがぐんぐん上がるので更新の方頑張りたいと思います!!(*^▽^*) (2020年3月8日 0時) (レス) id: df3b10c5cc (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - とっても面白いです!続き楽しみにしてます! (2020年3月7日 20時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りぃな | 作成日時:2020年2月25日 3時