第27話:最終日 ページ30
✼̥୭*ˈ
時間が経つのは早いもので、最終選別最終日。
私はこの日までずっとカナヲちゃんと一緒に居た。
え?鬼と遭遇?
いやいや、めっちゃありました。
1日に何回か鬼と遭遇し、パニクり、その度カナヲちゃんが目にも止まらぬ速さで敵をなぎ倒してくれた。
お陰で私は無傷。カナヲちゃんも無傷。
一緒に行動してて分かったこと。
カナヲちゃん、かなり強い。ビビった。
…それよりも、もし合格したとして茂造さん達になんて言おう。
え〜倒そうとは試みたんですけど、鬼の方が逃げちゃってぇ。
………無理あるか?
ならば。
鬼達が私の美貌に…。
もっと無理か。
あーあ、絶対怒られる。
女の子に守ってもらってたなんて知られたら…。
霧子さんの冷めた顔を思い浮かべるが、鬼より怖いので勝手に顔にモザイクを付ける。
『や、やっぱり…一体だけでも鬼を倒さなきゃ絶対怒られる…。』
あ、声に出してしまった。
「………?…鬼?」
カナヲちゃんが隣に居るの忘れてた。
カナヲちゃんは物凄く強いし色んな人から慕われてそう。
可愛いし、優しいし、ずっと笑顔だし…。
それに比べ私は…、、
呼吸が使えないどころか刀も使いこなせていない。
茂造さん…あんたは刀は使えてるって言ってくれたけど、全然使えないよ…。
はぁ、最終選別来るんじゃなかった。
「…………Aちゃん」
ため息をついていると、カナヲちゃんから話しかけられた。
どうしたのと言おうとカナヲちゃんの方を向こうとした、その時。
「鬼…」
鬼が居た。
375人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
そこら辺の水道水(プロフ) - ごめん読み返しすぎてそろそろ次度のセリフ言うかなぁ〜なんとなく覚えつつある水道水だよ() (2021年3月4日 10時) (レス) id: d5e7447fc4 (このIDを非表示/違反報告)
りぃな(プロフ) - 颯さん» 失礼致しました。訂正致します。ご指摘有難うございます。 (2020年3月15日 20時) (レス) id: df3b10c5cc (このIDを非表示/違反報告)
颯(プロフ) - 初コメ失礼します。最終選抜ではなく最終選別です。 (2020年3月15日 20時) (レス) id: e2ffa37dcb (このIDを非表示/違反報告)
りぃな(プロフ) - 心さん» この度は小説を読んで下さり有難うございます!そしてコメントも有難うございます!初めてのコメントで心が踊りました。面白いと言って頂けた事が物凄く嬉しいです!!モチベがぐんぐん上がるので更新の方頑張りたいと思います!!(*^▽^*) (2020年3月8日 0時) (レス) id: df3b10c5cc (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - とっても面白いです!続き楽しみにしてます! (2020年3月7日 20時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りぃな | 作成日時:2020年2月25日 3時