あれ？私ってどこから来たっけ。【鬼滅の刃】

第26話:仲良くなりたい。 ページ29

カナヲside



違う。怒ってる訳じゃ…！
どうしよう。何て言おう。もしかしたら傷つけちゃうかも…どうでもいいなんて、今は何故か思わない。



何か言わなきゃ…何か…



「ど、どうして？私…凄く嬉しい。怒ってない。」


自然と出たその言葉。
自分で発して、驚いた。



嬉しい…って、私、何を…？


Aちゃんがその後すぐ私の口に木の実を放り込んで来て、さらに驚く。



もぐ…と木の実を噛むと、甘い果汁が溢れてきて思わず


「………美味しい」



と言ってしまった。



やばい。声に出してしまった…！
と口を両手で塞ぐと、Aちゃんは嬉しそうに『でしょ！！！』と言った。




私、何を考えてたんだろう。
さっきまでずっとどうでもいい。って、自己暗示して…。



私、もっとAちゃんと話してみたい…。
Aちゃんとなら、仲良くなれるかもしれない。…仲良くなりたい。


『ど、どしたの』とAちゃんがこちらを見て言う。


………？



あ。私…凄く、無意識にAちゃんをガン見してしまってた…？



私は咄嗟に慌てて「何でもない」と言ってそっぽを向いてしまった。




………もっと自分を、出せるようになりたいな。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



カナヲちゃんとの絡みが物凄く長い……。けどカナヲちゃんと仲良くなりたい願望をただそのまま全面的に出してしまっているーーーールルル。

あーー先進まなきゃ、早く進まなきゃなんですけど…。


あ、手がカナヲって打ちたがってる！！！あああ手が！！！
ちなみに私の推しは善逸だったりします。(誰得情報すぎる)


とかいう茶番は置いといて、ちゃんと先へ進みます。

第27話:最終日→←第25話:どうでもいい。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す