なかよし ページ15
2人乗りの車を見送って、大介くんが放ったことば。いいなぁ。え？お？それはどういう意味で？
A「いいなぁ、って言った？」
佐「えっ！？きこえてた！？」
A「ばっちり聴こえてたよ。なにがいいなぁ？あの２人？」
佐「うん…仲いいじゃんね、２人」
A「そうね、思ったより仲いいね。ラブラブだね」
佐「あ、知ってるんだ。…いいよね、２人、仲良しで」
A「うん？」
佐「翔太から告白したらしいよ」
A「えっ！？そうなの！？へぇ…意外…」
佐「ね。ずっと一緒にいて、タイミングで告白したんだって。同じ高校に行きたいからって。俺にはその勇気ないから…羨ましいな…」
お？おお？
これは、私達にとって都合がいいように解釈してしまえば、そう言う事なのでは！？
っていうか今気がついたけど…私はひぃくんサイドしかしらんけど、しょっぴーや阿部ちゃんはどっちかといえば大介くんサイドじゃん。
どうなるかなんて、知ってるよね。知っててやってるんだよね。
両片想いを、つなぐ、ミッションってわけだ。
ならもう、見守って、シチュつくって、言わせればいいんだよね。好きだって。
告白に、電飾は…あ、イルミネーションは、最高なのでは！ということは、告白するなら！今日の夜だ！
佐「…Aちゃん、なにニヤニヤしてるの？」
A「してた？…ごめん」
佐「いや、いいんだけどさ」
岩「A、ふっか紹介する」
A「え？」
ひぃくんに呼ばれて、そっちをみれば。黒髪に金メッシュを入れた、一見チャラい人。
深「おー、噂のバレリーナちゃんか！かぁいいねー！ふっかです、よろしくー！」
うん、チャラい。
A「篠原Aです」
深「自車科ははじめてー？車の構造教えてあげるからおいでー？」
岩「お前にAは任せられん」
深「大丈夫よー、変なことしないよー (あの２人を２人きりにしようよ)」
A「(おっけー！) 大丈夫、ひぃくん。車興味あるからちょっと聞いてくるわ」
岩「おま、マジで変なことすんなよ！？」
深「しねぇわ笑」
ふっかさんに連れられて、少し離れた、天井のない車の座席に座る。
うん、２人の声も聴こえる絶妙な位置て、やるな…
深「で、どう？」
A「え？」
深「尾行してたんでしょ？２人、どう？」
A「めっっっっちゃ甘い。いいかんじ！」
深「よかったわー、で！これからなんだけどさ…」
ふむふむ？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 120人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
harutomo(プロフ) - 恋の展開に、終始叫びながら読んでました(笑)あぁー、この恋、みんな実ってくれー！！ (2023年3月25日 22時) (
レス) @page26 id: 00a3796c0a (このIDを非表示/違反報告)
まめ(プロフ) - まみりんさん» まさしくその環境を描きたかったんです！存分にニヤニヤしましょー！ (2023年3月24日 20時) (レス) id: 5b73301160 (このIDを非表示/違反報告)
まめ(プロフ) - りんごチョコポップコーンさん» コメントありがとうございます！レンメグロ…？ (2023年3月24日 20時) (レス) id: 5b73301160 (このIDを非表示/違反報告)
まみりん(プロフ) - パスワードありがとうございました。読んでいて自分目線でいわさく見てるようで楽しかったです。二人とも可愛い！と思いながらニヤついてました。 (2023年3月12日 22時) (レス) @page27 id: 3f67abdb30 (このIDを非表示/違反報告)
りんごチョコポップコーン(プロフ) - 遅くなっちまいました！！甘々ですね、さすがいわさく。さっくんも弱くなってたけど、結局中身はさっくんですね！笑 最後の後輩、もしやレンメグロ…？ (2023年3月4日 13時) (レス) @page27 id: 61d7d12311 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まめ
| 作成日時：2023年2月17日 12時
