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手を伸ばした8日目 ページ9

敦side





「君みたいな攻撃は、あいにく効かなくてね」




太宰さんは男の手を掴むと、そのまま倒した。




「ぐっ…ぐぁッ…‼」





「敦くん、今の内に!」






僕は彼女を抱き抱えると、施設の門まで、足を異能で虎化して走り抜けた。








「はぁッ…はぁッ…」





「…大丈夫?」




僕は彼女を地面に降ろすと、肩で息を整えた。





____嗚呼。やっぱりあの時の。






あの時は暗くて見えない、というのもあったからか、更に痣や傷跡が増えていた。





「助けに来てくれたの?」






「えっ?」





「助けに来てくれたんでしょう?」






「…うん。そうだよ」






彼女は胸を押さえながら僕に尋ねた。




「…覚えていてくれたんだ」

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作者名:manami@nagisa | 作成日時:2017年3月26日 2時

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