手を伸ばした5日目 ページ6
敦side
「太宰さん!」
「うわぁぁあ!?」
朝になり、出勤して直ぐ上司である太宰のデスクに身を乗り出す。
急な動作と騒音に、心なしか太宰も驚いた様で。
「びっくりするじゃあないか敦くん!でも先ず通常出勤している事にツッコミを入れて欲しかったのだけれど!」←←←
「それどころじゃないんです太宰さん!聞いて欲しいことがあります!」
「なんだい?私で良ければ」
きっと、この人に話せば少しは何とかなる。
虎の異能力を持たずとも、それは感じ取ることができるだろう。
「僕、任務帰りに自宅アパートに戻る時、孤児院がありまして。普段通らない道から帰ったので孤児院があることは知らなかったんです。
そこで、ピンクの様な紫色の、綺麗な美しい少女が居たんです。
彼女は僕に助けを求めて来ました。いつか此処から救い出して欲しい、と。
そこで…」
「そこで、如何すれば彼女を救い出せるか?…だろう?敦くん」
「大当たりです」
「なるほど…なら、任せ給え」
「彼女の名前は、Aって言うらしいです」
「国木田くん、私急用が出来たから敦くんと一緒に行くね。あと宜しく」
「はぁ!?おい太宰!!」
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作者名:manami@nagisa | 作成日時:2017年3月26日 2時