その5 ページ5
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それからもう遅い時間ということでちゃっかり晩御飯を作って貰ったり、そのご飯の美味しさに驚いたりして、食後のティータイム。
また砂糖2つとコーヒーフレッシュを入れたそれを喉に通していると先輩が口を開いた。
「なぁ、姫宮。景光って覚えているか」
景光…?景光…。あっ、思い出した。
「降谷先輩の幼馴染みの先輩ですよね?」
「あぁ、そいつだ」
よく先輩と一緒にいて先輩が景光と呼んでいたのを覚えている。
たしかそのせいで先輩にそっちの気があるって噂になってたような。
そして私が思い切ってそれについて聞いてその時に紹介してもらったんだっけ。
「で、その先輩がどうかしたんですか?」
「死んだんだ」
「…え?」
「死んだんだよ、そいつ」
あまりにも衝撃的すぎてなんて言えばいいか分からなかった。
やっとの事でどうして、と小さく口に出す。
「長くなるが聞いてくれるか?」
アクアマリンの瞳が揺らいで、まるで零れ落ちてしまいそう。
その瞳のせい頷くこと以外考えられなかった。
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いちごきゃらめる(プロフ) - めちゃめちゃ面白かったです!続き気になります (2021年2月24日 3時) (レス) id: 654b6b5b60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:珠々菜 | 作成日時:2018年7月13日 0時