第42夜 隔絶の世界とバルバッド ページ46
貴方side
えーと…案外簡単に見つかったな。
バルバッド国についての本。
え?なんでバルバッドの事を調べてるか?
だってアリババ君の事、気になる…
悪いけど、プライバシーとか関係無く、
調べちゃうぞー!^ ^←←
僕は近くの席について、バルバッドの歴史の
本を読み始めた。
……へぇ。代々サルージャ家が収めてる…
でもどういう事??
だって、新しい地図には、王族が収めてるなん
てデータ無いもの。
…て事は、近年王政じゃなくなったのかな?
ふーん…
あ、アリババ君て、
アリババ・サルージャ君なんだよね。
て事はバルバッド国の元王子って事か!
凄いんだねぇ!アリババ君って^ ^
『それだけの事を煌帝国は貴国にした 』
『バルバッドの内乱は、その踏み台にされたのです!!』
貴方「!」
ふと白龍君の言葉が頭に響いた。
…そうだよ。
内乱とか言ってたじゃないか。
踏み台?煌帝国?それって…
煌帝国が、内乱で弱ったバルバッド国を
占領したって事かな……?
…そこらへんはやっぱ分からないか…。
でも知りたいなぁ…
紅玉、何か知ってるかな?
今度 聞きに行ってみよっとぉ…。
パタム ≡3
膝の上にあった古めの本を閉じて、
そこらへんに置いといた。←戻そうか ^ ^;
貴方「さて 次はぁ…」
そう。僕にはまだ読みたい書物がある。
でも、どう調べればいいかな?
真っ白い壁? 白っぽい石床かな?
それとも……
青い巨人のお顔さんとか??
シンドバッドside
シン「では…報告してもらおうかな。
お前達の"教え子"の調子はどうだ?」
シャ「ハイ、アリババの奴は順調です。
武器化魔装の"応用"が効くようになって、
技をさらに磨いているところです。」
ヤム「アラジンも強くなったわ。
新しい魔法を覚えました。
私の水魔法を見て自分で作っちゃったのよ、
すごい才能だわ!」
…ははは、マスルールの後ろで
ヤムライハとシャルルカンがすごい顔をして睨
みあっているではないか^ ^
シン「モルジアナはどうだ?」
マス「はぁ…モルジアナは元から強いですが…
"眷属器"はまだ発動してません。
そもそも眷属器は…
主の金属器と共闘するう内に、
主のジンがそれと認めて能力が
与えられるんじゃありませんでしたっけ…?」
フム…そう言えばそうだな…。
だが、我国の食客ならもう1人居るぞ!
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作者名:紗太郎 | 作成日時:2014年1月22日 23時