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A「…へ、平助さ、徒競走すごかった!」
平助「…え、見てたの」
A「見てるに決まってんじゃん!ちょーカッコ良かった!」
真顔で「見てたの」と言われて少々びっくりした
見てたのって…(汗)
そんな平助に対して笑顔でグッとガッツポーズをして接する。頑張れあたし。
平助「……ありがとな」
A「え?」
学校から歩いて、もう随分と時間が経った
今は家の近くにある公園に差し掛かった所だ
急に立ち止まる平助
それにつられてあたしも立ち止まる
平助「ちょ、来て」
A「ん!?」
急に手を握られたかと思うと、そのまま公園の中にズンズン進んで行く平助。
転けそうになりながらも、必死について行く
平助「…ん」
A「…あ、ハイ」
ブランコの前で平助が立ち止まる
「ん」とブランコに指をさした。
指をさした方のブランコに座れという事だろう
平助が指さした方のブランコに座る
平助は隣のブランコに座る
平助「俺さ、……」
A「…うん」
ブランコに揺られながら少し沈黙が続く
そんな空気の中、平助は口を開いた
平助「……今まで辛い時もAの事思い出して頑張ろうって思ったんだ。
でも、それが恋愛感情だって気付くのが遅かった
Aの事一君が好きって聞いて、焦ったんだよ。」
A「…うん」
平助「…俺、前から好きだったんだ
Aの事が
ずっとずっと前から、ちっせー頃から…
大好きで堪らなかった」
____え
____うそ
平助「…俺、誰よりもAの事が好き」
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生きてますすいません
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雪(プロフ) - ほかの小説も頑張ってください!応援しています! (2015年3月29日 21時) (レス) id: 37997909b6 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 雪さん» 本当ですか!?嬉しいです!励みになります! (2015年3月29日 21時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
雪(プロフ) - はじめまして!読んでいてキャーってさけびそうでした!!凄く楽しかったです! (2015年3月29日 19時) (レス) id: 37997909b6 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 薄夜さん» ありがとうございます泣 (2014年10月19日 15時) (レス) id: ee7dfc4505 (このIDを非表示/違反報告)
薄夜 - 面白かったよ。 (2014年10月15日 22時) (レス) id: 3978161a67 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ドラごん | 作成日時:2013年9月4日 17時