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A「おーやってるやってる…斎藤も大変だなぁ」




指令台の前に人だかりが出来ている

斎藤が指令台に立たされているのがわかる。
きっと質問とかされてるんだろう
可哀想に。


あたしは、人だかりを後ろから眺めていた



突然聞こえたのは

「ちょっと待ったぁーー!」



の声。


飛び出したのは平助だ

斎藤の前に出て何かを抗議しているようだ。


A「どしたんだろあいつ」



平助「俺はAを渡さない!!」




…は、



斎藤「ふっ、やれるものならやってみろ」

平助「次の200m徒競走で思い知らせてやるよ」


平助は黒い笑みを斎藤に向ける


…怖

…平助の黒い笑い

……怖っ


斎藤「お前に負ける気はしない」


平助「やってやろうじゃねぇの」

斎藤「かかってこい」


2人の間にバチバチと火花が飛ぶ


その様子を、皆はポカンと眺めている



「や、やっぱり2人はAさんの事好きなんだね」
「へ、平助くんがこ、怖い」


ユリカ「そうねーいやぁ、羨ましいっ!」

A「え?あ、ゆ、ユリカ!」

ユリカ「景品はAねっ!」

A「……は、はぁ!?



…わ、私!?」




***




アナウンス「で、では…

…え、えー。と、徒競走やりますかね

…お、お二人とも、位置について下さーい…」




おいおい。
アナウンスさんが引いてるぞ。


平助「ぜってぇー負けねぇ」

斎藤「俺もだ」


アナウンス「え、ええと、200mを走って、先にゴールした方が勝ちです…。

トラック1周で100mとなってますので、ハイ」



はい、状況報告します。


あたしは今、指令台の上の椅子に座らせられています。
「はい、景品はおもちゃよー」と言った軽いノリの物でしかないとあたしは思います。

そして、その景品がわたくしなんですよ。何故か。ハハ


斎藤と平助は睨み合いながら、スタート位置に。

スタート位置に行く時くらい仲良くしろよ…と思いました

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(プロフ) - ほかの小説も頑張ってください!応援しています! (2015年3月29日 21時) (レス) id: 37997909b6 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 雪さん» 本当ですか!?嬉しいです!励みになります! (2015年3月29日 21時) (レス) id: 19ae749365 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はじめまして!読んでいてキャーってさけびそうでした!!凄く楽しかったです! (2015年3月29日 19時) (レス) id: 37997909b6 (このIDを非表示/違反報告)
ドラごん(プロフ) - 薄夜さん» ありがとうございます泣 (2014年10月19日 15時) (レス) id: ee7dfc4505 (このIDを非表示/違反報告)
薄夜 - 面白かったよ。 (2014年10月15日 22時) (レス) id: 3978161a67 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ドラごん | 作成日時:2013年9月4日 17時

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