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NIKI
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「「え…？？？？」」
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普段、全く息の合わない僕たちCrazy:B。
でも、今日ばっかりは
4人の声がきれいに重なった。
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「ごめんね」
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「当日もアドバイス出来る状態にいるのが一番なんだけど、」
「だからって、他のユニットのことをないがしろにも出来ないし」
「少し遠出の仕事だから、私もついて行ってあげたいんだよね」
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4対1。
向かいに座るA姐さんが言う。
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桜「そう…なんか」
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Hi「少し承諾し難いことではありますが、」
Hi「Aさんは、HiMERUたちCrazy:Bの専任プロデューサーである以前に、」
Hi「ESそのもののプロデューサーですからね」
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渋々。
仕方なく。
そんな言葉が似合うような表情を浮かべた
こはくくんとHiMERUくんが、
軽く頷いて見せる。
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方や、僕は。
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椎「そんなぁ…！」
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椎「嫌っすよ！」
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椎「だってだって、いよいよ今週末で、僕たちすごくいい感じに仕上がってるって！」
椎「姐さんもそう言ってたじゃないっすかぁ！」
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椎「そんな僕たちの晴れの舞台、見てもらえないなんて、」
椎「僕は嫌っすよ…！！」
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思わず立ち上がって、
バン！とテーブルに手を付く。
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自分でもちょっとびっくりしてる。
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勢い半分。
後のもう半分は。
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燐「…………、」
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脚を組み、腕を組み
隣でしれっと話を聞く“燐音くんのため”でもあったのに。
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きっと、僕のこの「つい、やっちゃった！」の行動は
HiMERUくんとこはくくんによって宥められる。
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そう、思ってたのに……。
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燐「ニキ、そうムキになんなっての」
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燐「仕方ねェよ、こればっかりは」
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また、そうやって。
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“何ともない顔”をするから、
僕は燐音くんに対しても
すんごく物申したい気分になった。
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じまさき(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます!そちらの方とあとはぷらいべったーでの更新も考えていますので、お待ちいただければ幸いです* (2022年11月12日 0時) (
レス) id: 01dc0f93ee (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - また私の我儘になってはしまうんですが、make love（？）の方も書いて頂けたらと思います！何度もすいません🙇♀️ (2022年10月11日 23時) (レス) @page47 id: 46b0df9146 (このIDを非表示/違反報告)
じまさき(プロフ) - りんごさん» コメントありがとうございます。完結後のその後のエピソードは書きたいなとは考えているので、実現させたいと思います…!貴重なご意見ありがとうございます* (2022年10月11日 23時) (レス) id: 01dc0f93ee (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 初コメ失礼します🙇♀️このお話が完結したらこのお話の番外編みたいなのが読みたいなと思っています。私の我儘ですがじまさきさんがよければお話しを作っていただきたいです。 (2022年10月2日 0時) (レス) @page45 id: 46b0df9146 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じまさき | 作成日時：2022年6月12日 23時
