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HiMERU
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「歌い出しはセンターになるように、絶対に間奏中に移動して」
「ライティングがズレたら本当にみっともないから、テープ貼ってあるんだから、ちゃんとそこに立つ」
「こはくくん、途中から半拍遅れてるから気をつけて」
「椎名くん、振り忘れたところの誤魔化し方がわかり易過ぎる」
「ていうか、振り付け忘れないの」
「天城くんとHiMERUくんはふたりの動きも意識しながら、次の通しはやってみて」
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「じゃあ、10分休憩」と。
淡々と指示をしたAさんは
今度は音響スタッフへと声をかけに行く。
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椎「ハァ、今日の姐さんはいつにも増して厳しいっすねぇ…」
椎「でも、めげずに頑張りましょうね、こはくちゃんっ♪」
桜「ニキはんとひと括りにされるんは、ちと気に障るけどな」
桜「わしにも改善点があることやっち、頑張るわ」
椎「ちょっとぉ、それどういう意味っすか！？」
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やいのやいの。
Aさんの指摘に臆する様子はなく
桜河と椎名は仲睦まじく水分補給をしていた。
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いよいよ、ドリフェスが明日に迫る。
今日は前日のステージリハーサル。
衣装も音響も証明も特効も、
すべて本番と同様に行う。
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と言っても、俺たちCrazy:Bは
衣装だって、基本のユニット衣装。
舞台演出だって、特に変わったことをする予定はない。
せいぜい最後に
大型のバズーカクラッカーを使うくらいだった。
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燐「あっちィな……」
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ユニット衣装のジャケットを脱ぎ捨て、
インナーの裾で額を拭う天城。
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その視線は、会場後方に設けられた
音響スペースにいるAさんへと
向けられていた。
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Hi「さすが、“天性のプロデューサー”」
Hi「と、言ったところですね」
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俺がドリンクのボトルを差し出しながら近づくと、
天城は「あん？」と片眉をしかめた。
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じまさき(プロフ) - りんごさん» ありがとうございます!そちらの方とあとはぷらいべったーでの更新も考えていますので、お待ちいただければ幸いです* (2022年11月12日 0時) (
レス) id: 01dc0f93ee (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - また私の我儘になってはしまうんですが、make love（？）の方も書いて頂けたらと思います！何度もすいません🙇♀️ (2022年10月11日 23時) (レス) @page47 id: 46b0df9146 (このIDを非表示/違反報告)
じまさき(プロフ) - りんごさん» コメントありがとうございます。完結後のその後のエピソードは書きたいなとは考えているので、実現させたいと思います…!貴重なご意見ありがとうございます* (2022年10月11日 23時) (レス) id: 01dc0f93ee (このIDを非表示/違反報告)
りんご(プロフ) - 初コメ失礼します🙇♀️このお話が完結したらこのお話の番外編みたいなのが読みたいなと思っています。私の我儘ですがじまさきさんがよければお話しを作っていただきたいです。 (2022年10月2日 0時) (レス) @page45 id: 46b0df9146 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じまさき | 作成日時：2022年6月12日 23時
