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JUN
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引っかかっていたことを、
捲し立てるように、つい話しちまった。
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HiMERUさんはそんな俺に一瞬
ギョッとしたようにも見えたけど、
すぐにまた、柔らかい笑顔に戻って。
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Hi「そう感じるのも、無理はありません」
Hi「HiMERUが漣さんの立場でしたら、きっと疑問や疑いが尽きないでしょう」
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少し目を伏せたHiMERUさんが話し始める。
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Hi「HiMERUがソロ活動をしていた頃から、Aさんは有名人でした」
Hi「彼女が素晴らしい才能をお持ちだというのも」
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Hi「なので、Crazy:Bの専任プロデュースをしてくださると知った時、」
Hi「HiMERUはとても光栄に思いました」
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Hi「そのすぐ後でした」
Hi「Aさんと副所長、おふたりの“関係”を察し始めたのは」
Hi「おふたりは、お互いを想い合っていると」
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Hi「どこかプラトニックさもある関係性を、HiMERUは影ながら受け入れようとも思っていました」
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右耳に髪の毛を引っかけたHiMERUさん。
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Hi「しかし、今では…」
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その指をこめかみに添え、
軽く首を横に振った。
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Hi「単なる色恋沙汰に興味関心はありません」
Hi「ただそれが、こちらのアイドル活動に影響が出てしまっては、HiMERUも心穏やかではいられません」
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Hi「現にAさんには、その兆候が見られます」
Hi「副所長も、同様なのではないでしょうか？」
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Hi「なので、HiMERUは考えました」
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Hi「“それ”を解決しなくてはならないと…」
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そして、また俺を見る。
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今度は笑顔じゃなくて、すごく真剣な顔付き。
端正なHiMERUさんだから、
少しだけおっかなくも見えた。
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Hi「Aさんと副所長、おふたりのためにも」
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Hi「ESの、すべてのアイドルのためにも」
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じまさき(プロフ) - lioさん» いつもありがとうございます！移行できましたので、ぜひお時間ある際にご覧ください(^^) (2021年8月31日 0時) (
レス) id: 01dc0f93ee (このIDを非表示/違反報告)
lio(プロフ) - 毎回毎回楽しみにしています！次回も応援してます！！！ (2021年8月28日 4時) (レス) id: 2079d47a7a (このIDを非表示/違反報告)
じまさき(プロフ) - 陽愛さん» コメントありがとうございます(^^)茨くん推しに一役買えて嬉しいです…！これからもお楽しみいただけますと幸いです。ありがとうございます* (2021年7月25日 23時) (レス) id: 01dc0f93ee (このIDを非表示/違反報告)
陽愛(プロフ) - お願いだあぁ、いばにゃん泣。切ないよ、私の心がBroken heartだよ←は？ おっと、失礼、取り乱しましたw いつも、拝見させて頂いております！この小説で茨という推しが増えてしました。ありがとうございますwこれからも応援してます！ (2021年7月23日 10時) (レス) id: b2e809b8c3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：じまさき | 作成日時：2021年7月21日 22時
