【あんスタ】誠に僭越ですが！！《七種茨》（５）

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JUN








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漣「なんか、機嫌良いっスね？」









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レッスンの合間の小休憩。









軽い鼻歌交じりで


ノートパソコンをいじる茨に


俺は声をかけた。









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七「本当にジュンは自分が好きですね〜」








漣「はぁ？」








七「何かあればすぐに気付くではありませんか」








漣「いやいやいや。」









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後にも先にも俺が好きなのは……、


っていう喉元まで


出かかった言葉は飲み込んで。









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七「申し訳ないですが自分、男色の趣味はないんですよねぇ」








漣「…………。」









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もちろん、茨も冗談で言っている。









でも何となく癪に感じた俺は、


ツッコミ待ちの茨を無視して


隣に腰を下ろす。









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七「別に自分自身の機嫌が良いというわけでもないんですよ」









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だって、ほら。









放っておいても勝手に喋り始めてくれる。









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七「“機嫌の良い方を見て、自分も嬉しい”といったところでししょうかね」









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漣「…？」









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ドリンクのボトルをくわえたまま


首を傾げた俺。









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七「Aさん、ようやくCrazy:Bの仕事を取れたんですよ」









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七「まぁ正確には、“仕事の話をもらった”んですがね」









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聞けば、身内仕事らしいが、


ESのネット配信番組を


ALKALOIDとCrazy:Bが


任されることになったとか。









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