検索窓
今日:2 hit、昨日:14 hit、合計:75,063 hit

。。。66 ページ18

IBARA








−−−−−









.









椎「美人ちゃんて…、」








椎「プロデューサーにまでたかるのはやめるっす!」








燐「たかるんじゃねぇよ、頼むんだよ」







椎「結局お金を借りる気じゃないっすか!」








燐「俺っちの金回りもプロデュースしてもらうんだよ〜♪」







椎「何、上手いこと言ってるんすか!」









.









.









背中越しにこのような


やり取りが聞こえてきて。









返した踵を、俺は再びただし


ふたりに向き直った。









.









.









七「天城氏、」









.









燐「あん?」









.









俺が声をかけると向こうも振り返る。









.









.









七「その“美人”という下品な呼び方は、実に無礼であります」









.









七「“プロデューサー”もしくは、」








七「きちんとお名前でお呼び下さい」









.









.









俺はそれだけ告げ、


別に乗るつもりもなかったが


丁度タクシーが通りかかったので、


それを停め、乗り込み


アンサンブル・スクエアに向かった。









.









.









天城氏と椎名氏がこちらを不思議そうに


見つめているのが、


タクシーのバックミラーに写っていた。









.









.









.









七「…………、」









.









.









何故だろう。









.









Crazy:Bの粗相、というより


天城燐音の粗相だが、それを忠告した。









Aさんも、問題ないように伺えた。









.









.









それなのに、何故。









.









何故、俺は未だに


Crazy:B、いや、天城燐音に対し、


この形容し難い沸々とした感情が


沸き起こるのだろう…。









.









.









あいつが軽々しくAさんのことを


“美人”などと気安く呼ぶからだろうか。









.









.









それとも睡眠不足から来る


単なる苛立ちか。









.









.

。。。67→←。。。65



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (75 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
584人がお気に入り
設定タグ:あんスタ , Eden,Crazy:B , 七種茨   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:じまさき | 作成日時:2020年10月18日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。