12 ページ12
玄弥「刀だよ刀!!今すぐ刀をよこせ!!鬼殺隊の刀!!"色変わりの刀"!!」
すると竈門さんが不死川さんの弟の腕を掴み叫んだ
炭治郎「この子から手を放せ!!放さないなら折る!!」
玄弥「ああ?何だテメェは!やってみろよ!!」
ヒュウウと水の呼吸特有の音が響くと共に、不死川さんの弟の腕が折れる音がした
善逸はそれにギョッとすると共に私の殺気に怯えていた。カナヲは無反応だ
玄弥「ぐっ…ッ!!」
不死川さんの弟は私の殺気に気が付いたのか、顔を青くさせた。私は構わずにかなたの傷の手当てをした
かなた「姉上…」
『駄目でしょ?女の子なんだから、顔に傷を作ったら………はい、おしまい』
かなた「……有難う御座います」
傷の手当てをして髪を整える。その後優しく頭を撫でて立ち上がった
輝利哉「お話は済みましたか?」
輝利哉のその言葉に不死川さんの弟が黙り混む
輝利哉「ではあちらから、刀を造る鋼を選んでくださいませ」
台の上には大小様々な玉鋼が乗っている
輝利哉「鬼を滅殺し、己の身を守る己の鋼は御自身で選ぶのです」
善逸「多分すぐ死にますよ、俺は」
雀「チュン」
最後、閉まらないなぁ…
〜産屋敷邸〜
輝哉「そうか。
輝哉「それに、やっぱりAは山の鬼を全て殺したんだね。しかも七日後に合わせるように殺していくなんて…柱でもあまり出来ない芸当だね。早く帰ってこないかな…」
鴉が一声鳴いた
16人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:帽子神 | 作成日時:2020年1月31日 18時