検索窓
今日:7 hit、昨日:2 hit、合計:11,796 hit

暴食と星 section22 ページ23

雨が降る夜、俺は一人で任務をこなしていた。敵の組織を破滅させた後のことだった。


礼於「あーァ、ダルい。んで俺が行かなくちゃなんねェのかなァ」


俺はエリス嬢のお気に入りで護衛をいつも頼まれていた。今回も敵の組織に拐われたエリス嬢を助けに行くために破滅させたのだ。


エリス「レオ〜!あそこのお店行きたい!」

礼於「駄目だッつッてんでしょー」

エリス「えぇー!」

礼於「帰るんだよ、まッたく……」

エリス「むぅー!レオのケチー!」


突然クラクションが響き渡った。

俺はエリス嬢を抱き抱えており、目の前から来る多くの人にもみくちゃにされないように足を踏ん張るがそれが仇となった。

人の流れに沿ってそこから離れた方がよかった。

去ろうとしていたときには既に目の前にトラックが押し寄せていた。

エリス嬢を安全な場所に投げ、俺はトラックと衝突した。


やっと思い出せた。俺は18の頃にトラックに衝突して意識不明になったんだ。


エリス「レオ?」

礼於「嗚呼、大丈夫………今すべて思い出しました」

森「そうか。それはよかった」


エリス嬢の前に膝まずいて笑顔を見せた。

暴食と星 section23→←暴食と星 section21



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.8/10 (8 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
10人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

紅鵺or白夜Ψ黒夜(プロフ) - 八月葉月さん» わからん!(`・ω・´)後でスマホのメッセで確認してみ (2019年5月18日 12時) (レス) id: 13daf15abe (このIDを非表示/違反報告)
八月葉月(プロフ) - パスわかんなくなったー(T . T)教えて〜 (2019年5月18日 9時) (レス) id: 4c0171a83b (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:八月葉月・紅鵺 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/  
作成日時:2019年5月5日 13時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。