私が苦手とするのは、新しく来た姉でした。(ブラコン＆黒バス)

１６.心 ページ18

さつきちゃんは私が泣き止むまで

ずっとずっと「大丈夫」って言って

抱きしめてくれた。


体に広がる温かさはさつきちゃんの

優しさなのだろうか？


こんなにも優しいさつきちゃんは

私を「一番の親友」と言ってくれた。


その言葉が…


どれだけ…どれだけ嬉しかったか。



親友…信頼出来る友達。


絵麻は信頼出来る友達が居ないから、


こんなに人が傷つく事が出来るんだろう。



絵麻に教えてあげたい。


あれ？



私…


絵麻が大嫌いのはずなのに…



なんで…こんな事思うんだろ？



わけが分からない…



とにかく、私には“仲間”がいる。



ずっとずっと一緒に居たい仲間が。



「さつきちゃん！本当にありがとう
私…さつきちゃんが居なかったら、
ずっとずっと苦しかった。こんな私
を"一番の親友"って言ってくれて、
本当にありがとう」


私は今本当にさつきちゃんに


伝えたい。



こんな嫌われ者の私を仲間の輪に

入れてくれた。



女の子で初めての友達。


今までずっと裏切られて利用されてた。


暗い暗い暗闇に光の手を差し伸ばして


くれたんだよ？



さつきちゃん…



大好き…



桃「やっぱり、Aちゃんは笑顔が
一番似合ってるよ！何があっても、
絶対私たちが守るから！！」



「っ！！うん！！」



涙なんてもう流さない！！



桃「テツ君達の所へ行こうか！！」



「うんっ！！」


そうして、私たちは教室へ向かった。



ーーーーーー
トイレ付近


女１「ねぇ⁉やばいよ！！」


女２「Aまた仲良くなってる！」


女１「もっと苦しめないと絵麻様に
お仕置きされる…」


女２「もう…あんなお仕置き嫌…」



女１「あ！桃井さつきをイジメるのは
どう？」


女２「いいじゃん！！そしたら絵麻様
も絶対に喜ぶよ！」


女１「じゃあ、明日から開始よ？
なるべくたくさん人を集めるわ」


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皆さんお気に入りや評価
ありがとうございます！！


なんか凄く嬉しいです！！
これからも更新頑張ります！！


次辺りからキセキのみんなだします！
シリアス系が終わったら夏休み編に
入り、朝日奈家の皆さんとキセキの皆さん
が鉢合う？感じのお話を書きます！


これからも、宜しくお願いします！


ｂｙ作者

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