１１.これでいいんだ ページ13
椿兄と梓兄から逃げるように病院から
抜け出した。
これ以上優しくされたら…
帰りたくなりそうになる…
それが怖かった。
また裏切られるに決まってる。
お姉ちゃんは絶対私に復讐すると思う
だから、逃げるんだ。
今私には仲間が居る。
それだけで十分だよ…
シェアハウスするんだから
マンションに戻って荷物運ばないと！
でも、みんなに何て言おうかな？
そうだ！！
テツヤ君に相談しよう！！
ーーーーーー
帰り道にて
黒「あの、Aさん大丈夫ですか？
お兄さん達の所へ行くんですか？」
私は…
あのマンションよりも…
テツヤ君の傍に居たい…
信頼してるテツヤ君の傍に居たいの…
マンションに戻るわけないよ！
「戻らないよ？私ね、テツヤ君と…
みんなとシェアハウスするのがね…
とっても楽しみなの！」
嬉しいから…
この気持ち……
何だろ…
椿兄達の優しくて悲しい顔が
頭の中でぐるぐる回ってる…
どうしよ…
怖い…
どうすれば…この怖さを克服できる？
ギュ
黒「Aさん？怖いんですよね…
家族が…大丈夫ですよ？僕が居ます。
こうして手を繋いでいれば心も繋がる
と思うんです」(ニコ)
ドキッ
「テツヤ君…っ！！！」
嬉しかった…
私の気持ちを分かってくれた…
これだけでも、どれだけ幸せだろうか。
黒「シェアハウスの家に向かいま
しょう。そろそろ着くはずです」
「うん！」
テツヤ君と会話しながら歩いて居ると、
嫌な家族に出会ってしまった…
最悪だよ…
なんで…
なんでアンタがここに居るの？
シェアハウスの門に背中を預けてる
アイツが…
「風斗……」
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遥香 - すごく面白かったです。早く続きが見たいです。 (2016年6月22日 20時) (
レス) id: 7c7afe952b (このIDを非表示/違反報告)
征裕 - 凄く面白いです続きがきになりなす ヤバイのです泣けてきます (2015年2月14日 20時) (レス) id: cb5990a1c1 (このIDを非表示/違反報告)
錬(プロフ) - この小説、大好きです！更新、頑張ってください！応援してます！！ (2014年7月12日 8時) (レス) id: 8cf1b36bde (このIDを非表示/違反報告)
カフェモカ(プロフ) - 瑠璃の石さん» ありがとうございます！今日には更新します！ (2014年4月12日 20時) (レス) id: 7daca43808 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃の石 - この先が読みたいです、頑張ってくださいっ (2014年4月6日 20時) (レス) id: 77397ecc0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：私は影だ。と言ってみる！ | 作成日時：2014年1月20日 23時
