同居生活始めます second

オトコ？ ページ17

瑛飛side

そこにいたのは、

瑛「男！？」

え、なんだよこいつ。

もしかして彩の・・・・・・・・彼氏？

彩「あ、上杉君、おかえり。」

おかえり！？

上「ただいま。」

ただいま！？

もしかしてこの男と住んでんの？

そういえばツンデレって言ってたような。

俺はもう一度その男を見た。

確かに全く笑わない。

上「おい、立花。こいつ誰だよ。」

するとそいつはすごい目で俺を見て言った。

こわっ

目つきやばくね？

てかこいつ、もしかして・・・・・・

彩「私のクラスに転校してきた如月瑛飛だよ。」

上「ふーん。」

全然興味なさそうな返事だな！

なんかムカつく！

彩「あ、それとね、ここの隣に越してきたんだよ。」

上「隣！？」

何こいつ、反応がすごい。

やっぱこいつ・・・・・

瑛「はい。隣に越してきた如月です。お前は？」

上「上杉和典。」

瑛「彩と一緒に住んでんの？」

上「彩！？」

へー、やっぱそうか。

上「おい、立花！」

彩はいきなり話を持ち出され、驚いている。

なんでここで私！？とか思ってんでしょ。

上「お前、なんでこいつに名前で呼ばせてんだよ！」

彩「え？だって瑛飛が名前で呼ぶって言ったから。あっ、もしかして上杉君も名前で呼びたかったの？」

彩、すごい質問したね。

その鈍感さにはきりがない。

上「は！？／／／／な、何言ってんだよ！そんなじゃねーし！てかなんで立花もあいつのこと名前で呼んでんだ！？」

彩「だ、だって。」

上「だってじゃねーよ！とにかくお前は部屋行ってろ！俺はこいつと話があるから！」

彩「う、うん。」

そして彩は自分の部屋へと行ってしまった。

ここで沈黙が続いた。

上「おい、如月。」

俺を見る目は怒りと嫉妬であふれていた。

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