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(ニセ)親戚 ページ11

彩side

そして休み時間が終わった。

でも、まだ私たちは校舎の半分くらいしか行ってないから先生に頼んで休み時間のあとも校内の案内をすることにした。

ここの学校、無駄に広いからね。

すると後ろから誰かが走ってくる音が聞こえた。

まだ誰か教室に戻ってないのかな?

「アーヤ!」

ん?

私のこと?

振り返ってみるとそこには、

彩「翼!?なんでいるの?」

翼「俺も行く。」

え?

校内案内をするってこと?

瑛「なあ、この人誰?」

その言葉、失礼すぎない?

人に向かって誰?はないでしょ。

ていうかなんて答えよう。

探偵チームKZのメンバーなんて言っても、は?ってなるだろうし。

私が困っていると、

翼「心の友だよ。」

翼がすらっと答えた。

瑛「へ〜。そうだったんだな。彩もこんな美貌の心の友を持ってて羨ましい。」

瑛飛、その言葉だけは翼の前で言わないで!

翼「彩?」

あ〜、ほら、反応しちゃったじゃん。

瑛「え?だってこいつ、立花彩だろ?」

そこじゃない!!

翼「ねえ、アーヤ。」

すると翼は私に目線を向けた。

え?私?

翼「こいつとどんな関係なの?」

え、隣に引っ越してきた人なんて言えない。

私は悩んだ末、選んだ答えは、

彩「私の親戚。」

瑛「は?」

瑛飛は何いってんの?って顔してる。

翼「それほんと?」

私は必死になって頷いた。

翼「ふ〜ん。」

翼、疑うような目で見ないで。

翼「うん、わかった。」

ふ〜、納得してくれた。

瑛「え?」

は〜、瑛飛をこのままにしとくと危険だ。

彩「翼、ちょっと瑛飛借りるね!」

そして私は瑛飛を引っ張って廊下のすみに連れて行った。

瑛「ちょ、何すんだよ!ていうか親戚ってどういうことだよ!」

彩「瑛飛、お願い。誰にも瑛飛が私の家の隣に引っ越してきたことは言わないで。」

瑛「なんで?」

彩「私にいろいろと事情があるの!それに私があのマンションに住んでることも!」

瑛「それと俺が親戚になるっていうのはどう関係してんの?」

なんだこいつ。

わかってくれよ。

彩「だから!」

そして私は瑛飛に説明し始めた。

(すみません。どう説明したらいいかわかんなくてちょっと飛ばします。by作者)



彩「わかった?」

瑛「なるほど。」

よし、やっと理解してくれた。

って、翼のことすっかり忘れてた!

私は急いで翼のところに戻った。

翼「ずいぶん遅かったね。」

彩「あははは。」

翼「もしかして、忘れられてた?まあ、いいや。早く行こ。」

アーヤと転校生→←帰国子女!?



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設定タグ:探偵チームKZ事件ノート , 上杉×アーヤ   
作品ジャンル:恋愛
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椿姫 - 面白いです!続き待ってます〜‼ (2022年4月13日 19時) (レス) @page43 id: 910387af12 (このIDを非表示/違反報告)
ooooooooo - 続き待ってます! (2022年2月9日 21時) (レス) @page43 id: 5ba6c307c9 (このIDを非表示/違反報告)
ぁぁぁ - もっと書いて〜 (2021年1月6日 17時) (レス) id: 23a3c8bd44 (このIDを非表示/違反報告)
Lily - 面白いです。 最高です! (2020年4月14日 21時) (レス) id: ba0f7c8075 (このIDを非表示/違反報告)
みふぅ(プロフ) - アオちゃんさん» 時間が出来たら書きますね! (2020年4月9日 6時) (レス) id: 8a28dc2554 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マカロンY | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/makaronny21/?w=1  
作成日時:2018年9月14日 7時

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