ＫＺで王様ゲーム

にーらめっこしーましょ♪ ページ16

全「王様だーれだ！」
翼「はーい(^_^)/」

翼かぁ。何するんだろ。

私、1番。お願い、当てないで!

翼「んーと、じゃあ2番と4番が変顔対決。」

変顔対決って、要はにらめっこだよね。

若「俺、4番。2番誰だ?」

彩「わ、私じゃないよ？」
黒「俺3番だから。」
小「僕じゃないよ。」

ん？ってことは···？

若「お前か!」

上「···ウッザ。」
若「何おっ！？」

黒「はいはい、喧嘩しない。諦めるんだな、上杉センセ。」

上杉くんは舌打ちして、だけど若武に向かい合った。

翼「♪にーらめっこしーましよ、わーらうーとまぁけよ〜♪」

翼、楽しそうだね。

翼「あーっぷーっぷ〜！」

その瞬間、その場のほぼ全員が吹き出した。

若武の変顔が変顔すぎて。

具体的にいえば、寄り目、タコ口、ほっぺを両手で押してる。

でも上杉くんは全然動じてない。それどころか変顔してる若武を睨んで見下ろしてる。

翼「んも〜、上杉〜ノリ悪い〜」

不満そうに言った翼。
上杉くんの背後に回ったかと思ったら、突然、上杉くんのほっぺを両手でむぎゅ〜！

ほっぺを引っ張られた上杉くんが、抵抗しようと目をぐるぐる。

上「やめお、みきゃど。ひはくほ。」
　(やめろ、美門。シバくぞ)

私達は、もう爆笑。
だってだって、あの上杉くんが!!

その時、若武が盛大に吹き出した。

若「ブハッ!!」

上「ふや、あまえきちゃにゃい、やめお!」
　(うわ、お前汚い、やめろ!)


翼「あ〜面白かった〜。」

小「上杉乙。」

上「なんかムカつくな。」
　
あはは···

確かに、二回連続は災難だよね。

上杉くん、お疲れ様。

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