tragedy 48 ページ48
別の家が吹っ飛ぶのはいいけど一番爆発して被害を受けるのは爆弾に一番近い小塚君だ。
もし爆発を防ぐことができなくてもしものことがあったら全部私の責任だ。
しばらく目をつぶっていると誰かの手が私の肩に乗った。
私は目を開けて見ると黒木君がいた。
「アーヤ、もう大丈夫だよ。」
「え…。」
私はとっさに家の方を見ると安心して地面に座り込んでいる小塚君がいた。
そしてその周りにはみんながいる。
私は走ってみんなのところに近づいて爆弾を見てみるとデジタル時計には0.00.01と書かれていた。
つまり、残り一秒で爆発するというところで小塚君が爆破を防いでくれたんだ。
私も安堵し、足の力が一瞬にして抜け、地面にへたり込んだ。
「小塚、よくやってくれた！あとアーヤ、よかったな、家が吹っ飛ばなくて。」
みんなも次々に若武と同じことを言ってくれた。
私は何度も頷いた。
「ほんとよかったよ。小塚君が無事で。」
すると小塚君が少し悲しそうな顔で若武達を見た。
「もしかして、アーヤ以外、僕のこと心配してくれてない？」
「い、いや、勿論心配してたさ！」
若武、完全嘘だよね。
目がすごい泳いでるよ。
私達はそんな若武の姿に爆笑してしまった。
「じゃあ、今日はクリスマスパーティーもかねて探偵チームKZの活躍を祝おうぜ！丁度クリスマスパーティーの準備ができたからさ！」
お、いいね！
「おい、ちょっと待て準備ができたってお前…今までずっとパーティーの準備しかしてなかったのか？」
上杉君が若武に聞くと若武はギクッと上杉君を恐る恐る見た。
「ま、まあ、結果オーライってことでいいじゃん？じゃ、俺の家の戻るぞ！！」
若武はそれだけを言い残し、自分の家へと走り出してしまった。
その姿を見て全員が呆れる。
「あいつ、まだガキだな。」
「まあ、いいんじゃない？クリスマスパーティー。俺は警察に全部話しとくから先に楽しい時間を味わいなよ。クリスマスは幸福な日でしょ？」
黒木君はそんな上杉君をなだめながら言った。
上杉君は舌打ちをしてから渋々賛成してくれた。
「よし、じゃあ若武の家にレッツゴー！」
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名も無きバカ(プロフ) - みふぅさん» 来てくれるの！？めっちゃ嬉しい、ありがとう！ (2019年3月8日 20時) (
レス) id: 6634ee4894 (このIDを非表示/違反報告)
みふぅ(プロフ) - 名も無きバカさん» こちらこそよろしく！話すんだったらボードで話さない？占ツクって一応チャット禁止だからさ。私がなものボード行こっか？ (2019年3月5日 8時) (レス) id: 0702c7935e (このIDを非表示/違反報告)
名も無きバカ(プロフ) - みふぅさん» ありがとう！みふぅ！これからよろしくね！ (2019年3月5日 6時) (レス) id: 6634ee4894 (このIDを非表示/違反報告)
みふぅ(プロフ) - 名も無きバカさん» 返事遅れてすみません！タメ口でいいですよ！じゃあ、なもって呼びます！ (2019年3月5日 1時) (レス) id: 0702c7935e (このIDを非表示/違反報告)
名も無きバカ(プロフ) - みふぅさん» 友達申請許可していただいてありがとうございます！早速ですが、タメ口で話しませんか？私の事は『なも』と呼んでください！返信待ってます。 (2019年2月23日 21時) (レス) id: 6634ee4894 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：マカロンＹ | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/makaronny21/?w=1
作成日時：2018年12月25日 6時
