検索窓
今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:68,203 hit

tragedy 4 ページ4

私は急いで部屋から箱と手紙と事件ノートを取って、コートとマフラーを着てすぐに家を出た。

外はやはり雪が強くなっていた。

私は雪に滑って転ばないように気を付けながら速足で若武の家に向かった。

いっつも私が最後だからたまにはみんなより早く着きたかった。

だから急いで家を出てきたのはいいものの一つ後悔したことがある。

それで急ぎすぎてカバンに入れずに全部持ってきたから特にノートが雪で濡れそうになってしまう。

必死に雪から防いでいるが少し濡れてしまった。

私は大きく溜め息をつく。

自業自得だ。

私は少しテンション低めで若武の家に着いた。

若武の家のインターホンを押してしばらく待つとインターホンから島崎さんの声が聞こえた。

『どちら様でしょうか。』

そういえば今日この台詞聞くの二回目だ。

「私、立花です。」

『立花さんですか。少々お待ちください。』

すると目の前のドアが開いた。

「立花さん、いらっしゃいませ。」

島崎さんはニッコリと優しい笑顔を見せた。

「どうぞお入りください。」

「お邪魔します。」

私は小さくお辞儀をしてから中に入り、靴を抜いだ。

「コート、お預かりしましょうか?」

島崎さんが私に手を出してきた。

私はお言葉に甘えて島崎さんにコートを渡した。

「お帰りになるときに私にお声かけください。」

私はもう一度お礼を言ってから書斎へと向かった。

tragedy 5→←tragedy 3



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 8.9/10 (48 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
13人がお気に入り
設定タグ:探偵チームKZ事件ノート , クリスマス   
作品ジャンル:ミステリー
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

名も無きバカ(プロフ) - みふぅさん» 来てくれるの!?めっちゃ嬉しい、ありがとう! (2019年3月8日 20時) (レス) id: 6634ee4894 (このIDを非表示/違反報告)
みふぅ(プロフ) - 名も無きバカさん» こちらこそよろしく!話すんだったらボードで話さない?占ツクって一応チャット禁止だからさ。私がなものボード行こっか? (2019年3月5日 8時) (レス) id: 0702c7935e (このIDを非表示/違反報告)
名も無きバカ(プロフ) - みふぅさん» ありがとう!みふぅ!これからよろしくね! (2019年3月5日 6時) (レス) id: 6634ee4894 (このIDを非表示/違反報告)
みふぅ(プロフ) - 名も無きバカさん» 返事遅れてすみません!タメ口でいいですよ!じゃあ、なもって呼びます! (2019年3月5日 1時) (レス) id: 0702c7935e (このIDを非表示/違反報告)
名も無きバカ(プロフ) - みふぅさん» 友達申請許可していただいてありがとうございます!早速ですが、タメ口で話しませんか?私の事は『なも』と呼んでください!返信待ってます。 (2019年2月23日 21時) (レス) id: 6634ee4894 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:マカロンY | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/makaronny21/?w=1  
作成日時:2018年12月25日 6時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。