tragedy 1 ページ1
季節はあっという間に冬になり、もうじき誰もが待ちに待ったクリスマス。
街中は建物のあちこちにイルミネーションで輝いていて、木には飾りが飾られていて賑やかだ。
ケーキ屋さんにも美味しそうなクリスマスケーキがたくさん並んでいた。
この光景を目にするとクリスマスの時期だということを思い知らさせる。
外は雪がしんしんと降っていて試しに息を吐いてみると息が白くになり、すぐに消えて見えなくなる。
私は、ほどけそうになっているマフラーを巻き戻し、寒くて赤くなっている顔をマフラーにうずめた。
こちらは冬だということを思い知らせる。
今、私は学校から家に向かって歩いているところ。
いつもなら学校の後に秀明があるが今日は秀明が始まる時間帯に雪が激しくなるらしく今日は休塾になった。
だから雪も今はまだパラパラとしか降っていないが、学校を出る時に比べれば強くなってきている。
私は寒さに必死に耐えながらだんだんと雪が積もっていく道歩いているとやっと家の前に着いた。
カバンの中から家の鍵を取り出し、鍵がかかっているドアを開けようとしたが私はその手を止めてふと足元を見た。
私の足元には板チョコぐらいのサイズのプレゼントのように緑色にラッピングされ、真っ赤なリボンで綺麗に結ばれた箱が置いてあった。
よく見ると手紙もある。
その手紙は真ん中に金色の星があるだけで他は何もない。
私はそっと手に取って、目に穴が開くほどじっくりと眺めた。
その箱は配送されたようには全く見えない。
誰かが置いたのかな。
私はその箱を持ったまま鍵を開け、家の中に入った。
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名も無きバカ(プロフ) - みふぅさん» 来てくれるの!?めっちゃ嬉しい、ありがとう! (2019年3月8日 20時) (レス) id: 6634ee4894 (このIDを非表示/違反報告)
みふぅ(プロフ) - 名も無きバカさん» こちらこそよろしく!話すんだったらボードで話さない?占ツクって一応チャット禁止だからさ。私がなものボード行こっか? (2019年3月5日 8時) (レス) id: 0702c7935e (このIDを非表示/違反報告)
名も無きバカ(プロフ) - みふぅさん» ありがとう!みふぅ!これからよろしくね! (2019年3月5日 6時) (レス) id: 6634ee4894 (このIDを非表示/違反報告)
みふぅ(プロフ) - 名も無きバカさん» 返事遅れてすみません!タメ口でいいですよ!じゃあ、なもって呼びます! (2019年3月5日 1時) (レス) id: 0702c7935e (このIDを非表示/違反報告)
名も無きバカ(プロフ) - みふぅさん» 友達申請許可していただいてありがとうございます!早速ですが、タメ口で話しませんか?私の事は『なも』と呼んでください!返信待ってます。 (2019年2月23日 21時) (レス) id: 6634ee4894 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マカロンY | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/makaronny21/?w=1
作成日時:2018年12月25日 6時