料理? ページ32
私は大きなため息をつき、テーブルの上に突っ伏した。
ああ、もし私が考えてることが当たってたら私はどうなってしまうのだろうか。
いや、黒木君はどうなってしまうんだ。
それに私は人間性に問題があったってことにもなるんだ。
私はまた大きなため息をついているとドアがノックされ、開いた。
私はびっくりしてテーブルから顔を上げ、ドアの方を見る。
そこには何故かメイドの人がいた。
「ご主人様のご命令で立花さんに今夜の夕食を作ってもらうことになりました。」
え?
私が夕食を作るの?
私はしどろもどろで聞いた。
「あの、その夕食って、もしかして、ご主人様が、お召し上がりに?」
するとメイドさんは勿論、と深く頷いた。
「で、でも私、大した料理なんて、出来ませんけど・・・」
そう、私は勉強を優先にしていたから時間がかかる料理をあまりやっていなかった。
つまり、料理は出来ない。
出来なくはないけど、王手企業の社長さんに食べさせられる料理なんて作れない。
「しかし、これはご主人様の命令なので。」
メイドさんは申し訳なさそうに眉を寄せながら言った。
ですよね〜、命令だから断れませんよね。
私は頷き、メイドさんのあとについてキッチンに向かった。
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ミッキ(プロフ) - 復習が復讐になってますね (2022年7月16日 15時) (レス) @page22 id: 309455b65e (このIDを非表示/違反報告)
莉彩 - 私もいつか書いてみたいです (2022年2月23日 15時) (レス) @page33 id: c5d006ac64 (このIDを非表示/違反報告)
莉彩 - とっても面白かったです。マカロンyさんのほかの作品もよんだけどどれもおもしろかったです (2022年2月23日 15時) (レス) id: c5d006ac64 (このIDを非表示/違反報告)
ooooooooo - って、他の人が言ってましたね^^; (2022年2月13日 22時) (レス) id: 5ba6c307c9 (このIDを非表示/違反報告)
ooooooooo - 復習が復讐になってますヨ (2022年2月13日 22時) (レス) @page22 id: 5ba6c307c9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:マカロンY x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/makaronny21/?w=1
作成日時:2018年10月2日 5時