私、黒木財閥のメイドでございます

帰宅 ページ29

部活も終わり、学校から帰ろうとした、が！

黒木君がいた。

一緒に帰るって言われたからそうするけど、、、

目立つよね！？

とりあえず公衆電話のところに行き、黒木君に掛ける。

今、お金が少ないから早く出てほしい・・・

そう願ってると出てくれた。

「もしもし」

いかにも怪しんでる声。

まあ、公衆電話だから誰かわからないからね。

「あ、私、立花です」

「ああ、アーヤか。どうしたの？」

黒木君の事だから本当は分かってるんだろうな。

「あの、近くのコンビニの裏手に来てくれない？」

なんで裏手かというと、コンビニでも目立つからね。

「やっぱりね」

やっぱ、ばれてたんだ。

そうだよね。

電話を切り、コンビニの裏手に向かった。




・




立花彩、私ピンチです！

なぜなら、コンビニに来て、裏手に回ると・・・たばこ吸ってるあきらかな不良が！

それに気づかず裏に回ってしまったの・・・

「あ？なんだ？」
「ここで見たこと誰にも言うなよ！」

何度もうなずいてるのに。

「ぜってー嘘じゃねえか？」
「どうするか」
「1発やろうぜ」

やめて！！！

不良に殴られる・・・と思ったら。

目の前に黒木君がいた。

え、、、

すると、黒木君は不良をどんどん倒していった。

すご。

「アーヤ大丈夫？人気のないところは多少は警戒してほしいよ」

はい、すみません。

以後、気を付けます。

そのあと、黒木君と一緒に帰った。

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