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どうしよう。

6人揃って遅刻なんてしたら絶対に先生は怒るよ。

若「よし、じゃあ走るぞ!」

え!?

走るの!?

私こう見えても疲れてるんですけど。

翼「もしかしてアーヤ走りたくないの?」

翼が私の隣に来て聞いてきた。

彩「う、うん。」

私は正直に頷いた。

翼「じゃあ、俺が手伝ってあげる。」

手伝う?

すると翼は私を軽々と持ち上げた。

彩「え!?」

しかもお姫様抱っこ!?

彩「ちょ、翼!?何やってるの!?」

翼「え?アーやを手伝ってあげてるだけだよ?」

手伝ってるだけ・・・・・

ていうか、降ろして〜!

恥ずかしいよ〜。

だって周りにはまだ生徒がいるんだよ?

若「じゃあ、アーy・・・・おい!美門!何してんだよ!」

ほらやっぱり。

こうなると思ってたよ。

美「アーヤが走りたくないって言うから俺が抱っこしてあげれば走らなくてすむでしょ?」

若「とにかく、アーヤを降ろせ!」

美「やだ。それに授業始まっちゃうからおさき。」

え!?

そして翼は私を抱っこしたまま走った。

彩「た、翼。ほんとに大丈夫だから降ろして。」

翼「やーだよっ。」

そ、そんな〜。

周りの視線がすごい。

穴があったら入りたいよー。

結局私は翼に抱っこされたまま三谷Cのクラスの前まで来てしまった。

翼「アーヤ、着いたよ。降りる?それともこのまま入る?」

彩「降りる!」

翼はクスクス笑いながら降ろしてくれた。

若「おい、美門!いい加減にしろ!!」

そしてすぐに若武たちも来た。

黒「まあ、とにかく入ろう。」

小「本当に遅刻しちゃうよ。」

上「別に遅刻したら若武に責任をとってもらうからいいんじゃね。」

男子−若「そうだな。」

若「は!?お前ら、何いってんだy」

若武が言い終わらないうちに上杉君が教室のドアを開けた。

上「遅れてすみません。」

先「別にかまわない。それより立花さんはいるか?」

彩「あっ、はい。」

私は慌てて返事をした。

先「あっ、いたいた。じゃあ、みんなに自己紹介してやってくれ。」

彩「わかりました。」

そして私が教室に入った途端、

みんながざわつき始めた。

『あれ、立花さんだよ。』

『マジで同じクラスになるのか!?』

『うわ〜、ちょーラッキーじゃん!!』

先「ほら、静かに。じゃあ、立花さんどうぞ。」

彩「今日からこのクラスに入る立花彩です。よろしくお願いします。」

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リン - アーヤの美人度高っ (2021年10月24日 8時) (レス) @page6 id: a6b1297b7c (このIDを非表示/違反報告)
ねね - まじでいいですよね!女子1人で男友達と中学生で旅行とか!めちゃんこいいなぁーーー1度でいいから私も行ってみたーい!凄く面白かったです! (2021年2月20日 10時) (レス) id: 1efb73ea53 (このIDを非表示/違反報告)
ラテP - とても面白かったです!アーヤ可愛いですよね (2020年12月26日 13時) (レス) id: f555ccc325 (このIDを非表示/違反報告)
マカロンY(プロフ) - かなさん» そう言って頂けてとっても嬉しいです。ありがとうございます。 (2018年12月22日 22時) (レス) id: 0702c7935e (このIDを非表示/違反報告)
かな - 面白かったです。私は絶対見捨てませんよ。 (2018年12月22日 16時) (レス) id: 4a2d364b24 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:マカロンY | 作成日時:2018年8月12日 8時

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