【おそ松さん】シスターは神父に恋をした。【カラ松】

▼.第4話 ページ6

あー、ウザイウザイ。


シスターの心の中とは思えないでしょ、このセリフ。はは。





トド松「合コンも行ったことないとかAヤバくない？」

A「何その言い方女子？というか堕天使も合コンするんだ。」

おそ松「悪魔もあるぜ？行ったことないけど」

A「ねぇちょっとトド松、あんたのお友達も合コン行ったことないって言ってるんだけど。」




早く帰ってくれないかな。

仕事進まないんだけど…



かれこれ1時間ほど、ずっとこんな感じの話をしてる。
なんで恋バナなんか。未だ初恋もしてないんだけど。


…何でもいいからとにかくカラ松さん帰ってこないかな。





そう思ったとき、おそ松はふうと息をついてから、

おそ松「じゃ、そろそろ帰るか。」


と言った。


A「もっと早い段階で切り上げて欲しい」

おそ松「いやー1時間ぐらいいいじゃん。一日で言えばあと23時間余ってるだろ？」

A「睡眠時間と一般人として生活する時間とを省いたらもっと少ないんだけど…」




私は不満を愚痴る。

あまり仕事してる時は、本心はさらけ出さないようにしてるんだけど。







A「この2人相手だとなあ…」

トド松「なんか言ったー？」

A「なにも」





私はそう言ってから笑顔を作り、

A「それじゃ、気をつけてくださいねお2人とも。」


と吐いた。







*





A「んー…1時間も無駄にした…」


私は急ピッチで仕事に取り掛かる。


しかし、仕事をしながらもやはり考えてしまうのは先程のことで…

ぼうっと箒で床を掃きながら2人のことを思った。



…人の邪魔をしたりとか、心の隙に漬け込んだりとか。

そう言うのがあの人らの「仕事」だということは分かってる。



だからこそ気に食わない。
私はカモじゃない。


…でも、








A「楽しくなくは、ないんだよな…」

カラ松「ただいま戻ったぞ！」

A「っわあ！カラ松さ…神父様！お帰りなさいませ」




…私はいい加減こう、気づいたら独り言を呟く癖直さなきゃな。






火照る顔を押さえて、そう思った。

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