クロ廃のための短編集3(閲覧注意)

失って初めて気づくもの ページ6

A｢ねぇ･･･クロハ、私達･･･別れない？｣


ク｢えっ･････？｣


A｢私らさ、マンネリしてるじゃん。まぁ、要するに飽きたんだよ。だからたまには、お互いに離れ離れした方が良いんじゃないかって｡｣


ク｢は･･･？嫌だよ!!俺は認めねぇかんな？お前の勝手な都合でこっちまで付き合ってられるかよ!!｣


クロハは怒り出した。


なんでそんなに怒るの？

貴方だって他の女と付き合って良いんだよ？


私、クロハの事あまり愛してなかったんだと思うんだよね。


私、人を愛せないから。

だから、飽きたんだ。


ごめんね･･･クロハ･･･｡


私は、それからカノと付き合い始めた。



クロハはと言うと･･･｡


キ｢明日、クロハは予定あるか？｣


ク｢いや･･･ねぇぜ？｣


キドと付き合い始めた。

なんだ････私がいなくても幸せそうじゃん。


良かった良かった･･･｡


カ｢なんでクロハ君ばっかり見てんのさ｡｣


A｢見てないよ＾＾私にはカノだけ＾＾｣


カ｢嘘をつくな!!僕には分かるんだ･･･他の男を見れないようにしてやろうか？｣


A｢いやっ････それだけはっ･･･ごめん!!もうしないからっ･･･｡｣


カ｢ﾁｯ･･･面倒な女と付き合っちゃったなー｡｣


は･･･････？


意味わかんない････｡


彼女の事普通大切にするもんでしょ？


クロハだったら、いつも私の嫌がる事はしなかったのに････｡


････って、何私クロハの事考えてるの？



それから数日が経ってクロハの部屋の前を通った。


キ｢ク･･･クロハ/////｣


部屋の中で２人が寄り添って影が重なったのが見えた。


ふいに胸が張り裂けるように痛み出した。


やだ･･････クロハ････｡

嘘でしょ･･････？



･･･ってまた････!!!もう!!!!


何なの････この気持ち？

失って初めて気づくもの2→←雪解けのクールプリンス5

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す