クロ廃のための短編集3(閲覧注意)

雪解けのクールプリンス3 ページ3

ク｢冷たいか？｣


A｢大丈夫です･･･｡｣

ク｢無理すんなよ････｡｣

氷で足を冷やしてるけど、全然冷たくなくてむしろ熱いくらい････｡


あの人に足を触れられてると思うと、頬に熱がこもる。


ク｢顔が赤いけど、熱も出たか？｣


A｢し･･･しもやけですよっ!!そう、しもやけ･･･しもやけ!!あははっ!!!｣


ク｢顔にしもやけ･･･ねぇ････ｸｽｯ｣


わ････笑われた･･･？


別に面白い事言ってませんよ!!?


おや･･･なんか、クールな顔が崩れて意地悪になってきてません？


ク｢なぁ、さっきさ･･･お前の事咄嗟に彼女って言っちまったけど、本当になるか？｣
A｢えっ････!!?いや･････私は良いですけど、貴方は良いんですか？｣
ク｢貴方じゃねぇ･･･俺はクロハって名がある｡呼び捨てで呼べ｡後、敬語要らねぇ。｣
A｢あ、うん････｡本当に････私が彼女で良いと思うの？/////｣


思い出したら、恥ずかしくなってきた//////////

ク｢フッ･･･さぁな？｣


クロハは意地悪な顔をして言った。


気がついたら足の痛みはかなり無くなっていた｡

そして、クロハは私の足を消毒し、ガーゼを貼ってから湿布を貼った。


ク｢スノボをしてる時はよそ見すんな｡基本だぞ｡｣
A｢ごめんなさい!!｣

もっともなご指摘です。

まさかクロハに見とれてたなんて怒られそうで言えない･････/////


ク｢お前、スノボ好きなんだな････お前のことよく見るからさ｡｣


A｢えっ･･･//////｣

まさか見られてたなんて････//////


ク｢あそこまで真剣に滑る奴初めて見たよ。俺よりは下手だけどよ･･･お前楽しそうに滑るんだなって思えて、見てるとつい目で追ってる｡｣


A｢そ･･･そうだったの？｣


ク｢俺にはあんな滑り方は出来ねぇよ。ジャンプは得意だが、後一歩のところで思い切った動きが出来ねぇ････｡｣


A｢そんなことない!!!｣


私は気がついたら大声を出していた｡

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