《3》 ページ6
零side
『…〜♪』
零「今んとこが違うな。もう半音上だ」
『……』
Aが小さく唸って頷いた。
＿＿藤宮A
俺が目を付けたやつ。
長くて艶やかな黒髪に、宝石眼のように輝く両目。
すらっと伸びた手足は細くて白い。
背は大きくもなく小さくもない。
大体175�僂辰討箸海�。
最初、俺は一人でアイドルをやっていこうと思ってた。
俺の周りには嫌でも人が寄ってくるし、まるで俺を神かなんかのように見てくるからな。
それがうざったかった。
夢ノ咲に入学してからもそういったやつらが俺を見てくるしで、正直うんざりしてた。
でも、こいつを……Aを初めて見たときに思ったんだ。
"あ、こいつは俺と同じだ"って。
くるりと教室を見回して、そっとため息を零した。
その目が、どこか全てを諦めてるように感じたんだ。
だから、俺はこう思った。
＿＿＿こいつに希望を与えてみたい。
ってな。
そう思ったのにはさっきも言った通りの理由がある。
俺と酷似してるAの目に引かれたってことな。
でももう1つ。
Aは、正真正銘"西の御家"＿＿＿藤宮家の嫡男だ。
瞳の色は先祖代々のものと違うみたいだけどな。
あの綺麗で長い黒髪と、気慣れてない洋服の感じですぐわかる。
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魚(プロフ) - 永久さん» ありがとうございます！！はわわわわわっ…嬉しいです…！これからも頑張った更新しますので、よろしくお願いします！ (2021年6月28日 21時) (
レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
永久 - 続編ありがとうございます！そしていつも最高の作品をありがとうございます！最近ノスタルジアや崇拝も読ませていただき、ますます魚さんの作品が楽しみになりました！ (2021年6月26日 14時) (レス) id: 8eb18355f8 (このIDを非表示/違反報告)
魚(プロフ) - ねこまるさん» わぁ…！前作、前々作ともにありがとうございます！頑張って更新していきますね！ (2021年6月21日 12時) (レス) id: e0d88f5dee (このIDを非表示/違反報告)
ねこまる - 続編ー！嬉しいです！夢主君尊い…。崇拝もノスタルジアも読ませて頂いていました。どちらも私の好きな作品のひとつです! (2021年6月20日 14時) (レス) id: ccf2dbd148 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：魚
| 作成日時：2021年6月20日 12時
